散髪は年1回。

雑記です。

サッカー日本代表とプロボクシング日本人頂上決戦。

 11月のスタート。年賀はがきが発売になった今日、ワールドカップカタール大会に臨むサッカー日本代表SAMURAI BLUE〟のメンバー26人が発表されました。これまで何度か見られた〝サプライズ〟の選出はどうやらなかった模様。ぶっちゃけ、ワタシは今回の日本代表がどうも物足りなく映ります。

 かつての日本代表には、カズ、中田英寿本田圭佑といった、サッカーを知らない人たちにも注目されるスター選手がいましたが、今、そんな選手は皆無でしょう。これまでと比べて開幕前の盛り上がりにも欠けている感じだし、今大会の結果しだいでは日本代表は暗い時代に突入してしまう、そんな気さえしてしまいます。

 ご存知のとおり、サッカー日本代表はワールドカップでグループリーグ敗退と決勝トーナメント進出を交互に繰り返しており、順番でいくと今回はグループリーグ敗退の番。日本(FIFA世界ランキング24位)はグループリーグでドイツ(同11位)、コスタリカ(同31位)、スペイン(同7位)と同組です。ワールドカップ優勝経験のあるドイツ、スペインから最低でも勝ち点を上げ、ジンクスを打ち破って決勝トーナメントに進出してくれること、若きスターが現れることを願ってやみません。

サッカー日本代表公式ツイッターからの画像です。なんやかや言いつつ、ワールドカップが始まれば、ワタシはテレビ観戦します。

 そして今日、ワタシはプロボクシングのライトフライ級王座統一戦がどうなるかも気になっていました。WBC王者・寺地拳四朗と、WBAスーパー王者・京口紘人の日本人頂上決戦です。日本人の王座統一戦は2012年のWBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦で井岡一翔八重樫東が対戦して以来、10年ぶり。これ以外に、ワタシは1994年のWBC世界バンタム級王座統一戦、薬師寺保栄×辰𠮷𠀋一郎(現地で観戦しました!)を思い出します。この試合についてはいつか改めて書きたいところです。

 30歳の寺地は19勝(11KO)1敗、28歳の京口は16勝(11KO)無敗と、戦績はともに誇るべきもの。両者は大学時代(寺地が関西大、京口が大商大)に対戦し、寺地が3勝1敗と圧倒するも、いずれも際どい勝負だったと言います。試合前、2人ともに自信たっぷりのコメントを残しており、試合は激戦を予想する声が多かった感じですね。

 できればワタシはリアルタイムで見届けたいと思っていましたが、例によって地上波での生中継はなく、Amazon prime videoでライブ配信のみ。我が家は会員になっているので、自宅に帰れば見ることは可能です。しかし、間に合う時間に帰ることは叶わず。そんなわけで、情報を仕入れずに帰宅後、録画で視聴しました。

 トータルの放送時間は4試合で4時間18分。さすがに全部見る余裕はありません。早送り後、寺地×京口の始まりに合わせていざ、チェック。ゴングが鳴ります。

 寺地は肌が白いですね。京口が褐色なので余計に際立って見えました。試合は序盤から寺地のペース。ワタシの採点では第1ラウンドから第4ラウンドまでフルマークでした。もしかしたら京口はベストコンディションではなかったのかもしれません。

 続く第5ラウンドの30秒過ぎ。寺地が右ストレートで京口からダウンを奪います。このラウンドで終わるかも。その予想は外れました。京口が後半、猛烈なラッシュを見せ、寺地はフラフラになってましたね。ゴングに救われた感じです。

 その後、第6ラウンドは両者ダメージが残っていたようで、有効打なし。しばらく膠着状態が続くかも。またしてもその予想は外れます。第7ラウンド、寺地が攻め、京口も打ち返しますが最後は寺地の右ストレートで京口が2度目のダウン。2分36秒、レフェリーが試合を止め、寺地がTKO勝ちしました。

 寺地、強かったですね。ライトフライ級では最強といっていいんじゃないでしょうか。試合後もインタビューで、寺地はWBO王者ジョナサン・ゴンサレスプエルトリコ)との3団体統一戦を希望していましたが、今日のボクシングを見るかぎり、4団体統一も十分いけそうです。井上尚弥ともども、今後の動向に注目しましょう🥊

そういえば、今朝の日刊スポーツの寺地と京口の比較表は、また「血圧」と「脈拍」の位置が逆になっていました。去年12月、井上尚弥のときと同様です(こちら)。誰も気づいていないんでしょうか。まあ、そんなにめくじらたてるものでもないんですけど。ちなみにネットの公式サイトも同様でした。この表を見ると、京口の脈拍が112(寺地は64)と、かなりの興奮状態にあったことがわかります。