「いい夫婦の日」だった11月22日が終わり、日付変わって11月23日、勤労感謝の日。サッカー日本代表がワールドカップカタール大会初戦でドイツ代表と対戦します。キックオフは日本時間午後10時。待ち遠しいですね。
FIFAランキングは日本が24位、ドイツが11位。ワールドカップの最高成績は日本の16強(3度)に対し、ドイツは4度の優勝と、実績はケタ違いです。この強豪に日本はどう立ち向かうのでしょうか。
戦力的な分析は置いといて、データ的なことを並べてみます。大会が32チーム制となった1998年フランス大会以降、初戦で黒星を喫してグループリーグを突破したのは73チーム中8チームだけ。やはり、初戦で敗れると、いきなり崖っぷちに追い込まれることになります。ここで、日本とドイツのグループリーグでの成績をみてみましょう。
⚽1998年フランス大会⚽
[日本](グループH) [ドイツ](グループF)
●0-1アルゼンチン 〇2-0アメリカ
●0-1クロアチア △2-2ユーゴスラビア
●1-2ジャマイカ 〇2-0イラン
⚽2002年日韓大会⚽
[日本](グループH) [ドイツ](グループE)
△2-2ベルギー 〇8-0サウジアラビア
〇1-0ロシア △1-1アイルランド
〇2-0チュニジア 〇2-0カメルーン
⚽2006年ドイツ大会⚽
[日本](グループF) [ドイツ](グループA)
●1-3オーストラリア 〇4-2コスタリカ
△0-0クロアチア 〇1-0ポーランド
●1-4ブラジル 〇3-0エクアドル
⚽2010年南アフリカ大会⚽
[日本](グループE) [ドイツ](グループD)
〇1-0カメルーン 〇4-0オーストラリア
●0-1オランダ ●0-1セルビア
〇3-1デンマーク 〇1-0ガーナ
⚽2014年ブラジル大会⚽
[日本](グループC) [ドイツ](グループG)
●1-2コートジボワール 〇4-0ポルトガル
△0-0ギリシャ △2-2ガーナ
●1-4コロンビア 〇1-0アメリカ
⚽2018年ロシア大会⚽
[日本](グループF) [ドイツ](グループH)
〇2-1コロンビア ●0-2メキシコ
△2-2セネガル 〇2-1スウェーデン
●0-1ポーランド ●0-2韓国
※赤は決勝トーナメント進出
日本は初戦で敗れた1998年、2006年、2014年大会はいずれもグループリーグ敗退。そしてドイツも初戦黒星だった前回ロシア大会は決勝トーナメント進出を逃しています。これにはビックリでした。今大会のドイツは初戦からエンジン全開でくると思われます。
大方の予想ではドイツ有利。当然といえば当然です。日本はなんとか引き分けて勝ち点1位を獲得、というのが現実的な見方でしょう。ただ、11月22日にはグループCで、アジア代表のサウジアラビア(FIFAランキング51位)がリオネル・メッシ擁する優勝候補のアルゼンチン(同3位)に2-1で逆転勝ちする〝ジャイアント・キリング〟を演じています。そう、勝負はやってみないとわかりません。
時刻は4時を回ってしまいました。日本が〝番狂わせ〟を起こすことを願って、寝ます。