散髪は年1回。

雑記です。

日本×スペイン、まもなくキックオフ!

 12月のスタートです。まずは「現代用語の基礎知識選 2022ユーキャン新語・流行語大賞」からいきます。今日(12/1)、大賞が発表され、史上最年少の三冠王となったヤクルト・村上宗隆の活躍を象徴する「村神様」が年間大賞に輝きました。このほか、

 キーウ
 きつねダンス
 国葬
 宗教2世
 知らんけど
 スマホショルダー
 てまえどり
 ヤクルト1000
 悪い円安

 がトップ10に入っています。

 それにしても、去年の「リアル二刀流/ショータイム」に続いて野球関連が2年連続で大賞を受賞するとは。野球関連はほかにも、今夏の甲子園を制した仙台育英・須江航監督が優勝インタビューで発した「青春って、すごく密なので」が選考委員特別賞に選ばれました。いや~ベースボールファンとしてはなんともビミョーです。正直、少し恥ずかしくもあります。選考委員には〝昭和の野球大好きおじさん〟がまだまだ幅を利かせている、ということなんですかね。

 ただ、冷静に考えると、今年を象徴するのは「村神様」ではない気がしています。トップ10に入った言葉でいえば「キーウ」「国葬儀」「宗教2世」のほうが大賞にふさわしいと思いますが、ネガティブな言葉は選ばれないんでしょう。とりあえずよしとするしかありません。

 さて、日付変わって12月2日。ワールドカップカタール大会、グループE第3節「日本×スペイン」が間近に迫ってきました。日本時間午前4時キックオフです。

 3日前にもふれたので繰り返しになりますが、ここまでのグループEの順位はこうなっています。
 
 1位 スペイン  ○△(勝ち点4・得失点差+7)
 2位 日本    ○●(勝ち点3・得失点差±0) 
 3位 コスタリカ ●○(勝ち点3・得失点差-6)
 4位 ドイツ   ●△(勝ち点1・得失点差-1)

 日本は第1節でワールドカップ優勝経験国の強豪ドイツを破りましたが、第2節でコスタリカに痛恨の黒星を喫し、1勝1敗で勝ち点3のグループ2位。グループEはまだ全チームに決勝トーナメント進出のチャンスがある混戦です。

 第3節、日本(FIFAランキング24位)は、これまたワールドカップ優勝経験国のスペイン(同7位)に勝てば決勝トーナメント進出が決定、引き分けるとドイツ×コスタリカの結果しだい。負けるとグループリーグ敗退となります。スペインは引き分けでも決勝トーナメント進出の可能性があるとはいえ、当然、勝ちにくるでしょう。しびれるゲームになりそうです。

 ご存知のとおり、日本はワールドカップ初出場の1998年フランス大会からグループリーグ敗退と決勝トーナメント進出を交互に繰り返しており、その法則でいくと今大会はグループリーグ敗退の番。しかし、日本にとって心強いデータがあることを先日知りました。

 それは、「現行方式となった1998年フランス大会以降、2チーム以上の優勝経験国がグループリーグで同組となったのは過去4度あるが、順当に複数がそろって勝ち上がった例はない」というものです。

[複数の優勝経験国がグループリーグで同組になったケース]
※★は優勝経験国、( )は勝ち点

▽2002年日韓大会グループA
1位 デンマーク ○△○(7)
2位 セネガル  ○△△(5)
3位★ウルグアイ ●△△(2)
4位★フランス  ●△●(1)

▽2002年日韓大会グループF
1位 スウェーデン △○△(5)
2位★イングランド △○△(5)
3位★アルゼンチン ○●△(4)
4位 ナイジェリア ●●△(1)

▽2010年南アフリカ大会グループA
1位★ウルグアイ △○○(7)
2位 メキシコ  △○●(4)
3位 南アフリカ △●○(4)
4位★フランス  △●●(1)

▽2014年ブラジル大会グループD 
1位 コスタリカ  ○○△(7)
2位★ウルグアイ  ●○○(6)
3位★イタリア   ○●●(3)
4位★イングランド ●●△(1)

 サンプルがまだ少ないとはいえ、確かにそうでした。今回もその歴史が繰り返されるのかどうか。そして、日本は優勝経験国に2勝し、ジンクスを打ち破って初の2大会連続決勝トーナメント進出を果たすことができるのでしょうか。

 現在の時刻は1時を回ったところ。キックオフまで3時間を切りました。ワタシはひと眠りして備えます。寝過ごしたら、そのときはそのときで。

サッカー協会からの画像です。そういえば、今回同様サッカー協会から画像をお借りしたドイツ戦で日本は勝ち、画像を使わなかったコスタリカ戦は敗れました。そのジンクスでいけば、画像を使った今回のスペイン戦は勝利確定! ……だといいんですけど、ね。なお、新聞のテレビ欄は深夜で行数が少ないため、ドイツ戦やコスタリカ戦のときのような〝縦読み〟のメッセージはありませんでした。