散髪は年1回。

雑記です。

「修学旅行」で決勝戦を辞退。

 ロシアのウクライナ侵攻から1年。まだ終わりは見えておらず、長期化の様相を呈しています。これまで民間人を含め、一体何人の命が奪われたのか。今後、終結させられるかどうかはやはりプーチンしだいでしょうね。まさか第3次世界大戦突入、なんてことにならないことを願うのみです。

 さて。そうした世界情勢とは何の関係もなく、今日(2/24)の日刊スポーツに気になる記事があったので、今回はこれをテーマにします。

〈【高校サッカー神戸弘陵近畿大会決勝戦を「修学旅行」を理由に辞退、履正社が不戦勝で優勝
奈良県内で開催されていた高校サッカー近畿大会・決勝が、急きょ中止になった。
関西協会が21日、公式ホームページで発表した。決勝戦は23日に履正社(大阪)と神戸弘陵(兵庫)が対戦する予定になっていた。
神戸弘陵はサッカー部の公式ツイッターに「決勝辞退のお知らせ」と記した上で、理由について「2年生の修学旅行と日程が重なるため」としていた〉(日刊スポーツ)

 これを読んで、なんともイマドキだな、と思いました。神戸弘陵といえば、サッカーで全国大会11回出場、野球でも春・夏合わせて甲子園出場5回と、激戦の兵庫県で実績があるスポーツ強豪校です。そうした高校で、大会よりも修学旅行を優先する、という選択肢が出てきたとは!

 記事を読み進めたところ、今の高校生はコロナ禍で学校行事がほとんど中止となるなど、学校生活がままならなかったので、学校側が修学旅行を優先させたところもあるようです。さらに、近畿大会は当初6月開催だったのが2月に変更になった、という点も影響していました。大会には1年生だけで出場することもできましたが、体調不良の部員が出て、9人しかエントリーできなくなったので辞退を申し出た、とのことです。

 50代後半のワタシが高校時代には何よりも部活が最優先でした。いや、つい最近もそうだったはず。今回の神戸弘陵の決断が、各校に変化をもたらすとしたら……それはそれで悪くない気がします。

神戸弘陵学園高校サッカー部公式ツイッターからです。近畿大会は履正社の不戦勝で優勝となりました。