散髪は年1回。

雑記です。

第5回WBC、開幕。

 その前に、5年ぶりのプレイオフにもつれ込んだ第81期将棋名人戦の挑戦権争いから。A級順位戦の最終戦を終え、7勝2敗で並んだ藤井聡太竜王(20=王位・叡王・王将・棋聖と合わせ五冠)と広瀬章人八段(36)の対戦は、藤井竜王が勝ち、初の名人戦挑戦を決めました。

 藤井竜王は4月5日に開幕する七番勝負で、渡辺明名人(38=棋王と合わせ二冠)に挑みます。現在20歳8ヶ月の藤井竜王が名人を獲得すれば、谷川浩司十七世名人(60)の持つ最年少名人(21歳2ヶ月)を更新。今の勢いと渡辺名人に対する相性(現時点で15勝3敗)を考えると、かなり高い確率で名人奪取となりそうです。

 さて。野球の国・地域別対抗戦、第5回WBC(World Baseball Classic)の1次ラウンドが今日3月8日、まずは台湾で開幕しました。2試合の結果はオランダ4-2キューバパナマ12-5台湾。地元の台湾は厳しいスタートとなりましたね。

 1次ラウンドには以下の20チームが出場。各組上位2チームが準々決勝に進出します。

 A組 台湾(3/8~12)  台湾 オランダ キューバ イタリア パナマ
 B組 日本(3/9~13)  日本 韓国 オーストラリア 中国 チェコ
 C組 アリゾナ(3/12~16)アメリカ メキシコ コロンビア カナダ 英国
 D組 フロリダ(3/12~16)プエルトリコ ベネズエラ ドミニカ共和国 イスラエル ニカラグア

 栗山英樹監督率いる日本代表〝侍ジャパン〟は、日付変わって3月9日、午後7時から東京ドームで中国代表との初戦を迎えます。日本は大谷翔平エンゼルス)が先発とDHの二刀流で出場。楽しみですね。

 以後、侍ジャパンは10日(金)に韓国、11日(土)にチェコ、12日(日)にオーストラリアの順で対戦。まあよほどのことがないかぎり、上位2チームに入るでしょう。侍ジャパンはB組を1位で通過ならA組2位と、B組2位通過ならA組1位と準々決勝で対戦することになります。

 WBCにはいろいろ懐疑的なワタシも、いざ始まればもちろん侍ジャパンには勝ってほしいし、ゲームはできるだけリアルタイムで観戦したいと思っています。実際、日本国内の盛り上がりは過去4大会を含めて今回が一番でしょう。侍ジャパンが勝ち進んだときの熱狂ぶりはすさまじいものになりそうです。

 ここで過去の大会結果を見てみましょう。

 回 (開催年) 優勝      準優勝      4強
第1回(2006年) 日本      キューバ   韓国 ドミニカ共和国
第2回(2009年) 日本      韓国     アメリカ ベネズエラ
第3回(2013年) ドミニカ共和国 プエルトリコ オランダ 日本
第4回(2017年) アメリカ    プエルトリコ 日本 オランダ

 第1回から第4回まで、すべての大会で4強以上なのは日本だけ。ただ、最近2大会はいずれも準決勝で敗れています(第3回はプエルトリコに1-3、第4回はアメリカに1-2)。少し気が早いですが今大会、日本がB組1位で準々決勝を突破すれば、準決勝の相手はアメリカと見られています。3大会ぶりの制覇へ、また準決勝がカギとなりそうな気配。少し気が早いですが、果たしてどんな展開が待っているでしょうか。

WBCの公式サイトからの画像です。今回もワタシが心底願うのが、侍ジャパンをはじめ、どのチームの選手も全員ケガすることなく、無事に大会を終えること。各チームの健闘を祈ります。