WBCにどっぷりハマっているせいか、大相撲三月場所が始まるのをすっかり忘れていました。今日(3/12)が初日。帰宅したのが夕方5時をだいぶ回ってからだったので、後半の取組しか見られませんでしたが、ザっとふれます。
ついに平幕まで番付を落とした元大関で西前頭筆頭の正代は、西関脇・豊昇龍に完勝。見事な相撲でした。〝正代推し〟のワタシとしては、先場所になぜこのような相撲をとることができなかったのか、と残念でなりません。少し前にも書きましたが、正代にはまたひと花咲かせてほしいと思います。
結びの一番では綱とりの大関・貴景勝が西小結・翔猿にはたき込みで敗れ、横綱昇進へ厳しいスタートになりました。横綱・照ノ富士の4場所連続休場で、今場所も貴景勝が出場力士の中で番付最上位。その重責を担いながら、横綱昇進を目指すわけです。残り14日で巻き返せるでしょうか。
年6場所が定着した1958年以降に誕生した横綱は、初代若乃花から照ノ富士まで29人いますが、そのうち綱とり場所で黒星発進をしたのは柏戸、栃ノ海、三重ノ海、千代の富士の4人だけ。ワタシは千代の富士の綱とり場所(1981年七月場所)をよ~く覚えています。初日、のちの横綱で西前頭筆頭・隆の里に敗れたあと、14連勝。千秋楽で横綱・北の湖を下した一番は見事でした。
貴景勝が、史上5人目になってくれることを願います。
そして大相撲のあとはもちろん、野球の日本代表・侍ジャパンです。東京ドームで第5回WBC(World Baseball Classic)の1次ラウンド第4戦に臨み、オーストラリア代表と対戦。ワタシは最初から最後までテレビ観戦で見届けました。
結果は日本が7-1で圧勝。ま、実力どおりでしょう。1次ラウンド初の〝先攻〟となった日本は、初回に3番・大谷翔平(エンゼルス)がライトへ超特大の3ランホームランを放ち、先制。しかも、自らの写真が掲載された「salesforce」社の看板にぶち当てるおまけつきです。それにしても大谷はいろんな企業と契約してますね。盛り上がりは最高潮で、この時点で勝負あり。それほど価値ある一発だったといえます。
投げては先発・山本由伸(オリックス)が4回を投げ、被安打1の8奪三振で無失点。打線もその後着々と加点し、オーストラリアを圧倒しました。
日本は4戦全勝で1次ラウンドを終え、B組1位で準々決勝進出です。準々決勝(16日㊍/東京ドームで午後7時プレイボール)の相手はA組2位のイタリアに決まりました。ワタシはまず問題なく勝てるとみています。準決勝に向けて、勢いをつけてほしいですね。
……それにしてもこの4日間、WBC三昧で疲れました。準々決勝まで、ひと息つきます。