散髪は年1回。

雑記です。

日本ハム×楽天で2023プロ野球開幕。

 その前に、まずはセンバツから。今日(3月29日)、準々決勝4試合が行われ、準決勝進出の4チームが決まりました。4試合の結果です。

 山梨学院(山梨)○12-3● 作新学院(栃木)
   広陵(広島)○9-2● 専大松戸(千葉)
 大阪桐蔭(大阪)○6-1● 東海大菅生(東京)
 報徳学園(兵庫)○5-4● 仙台育英(宮城)

 前日、今大会はここまで2ケタ得点試合が一度もない、と書きましたが、いきなり第1試合で山梨学院打線が14安打の猛攻を見せ、12点を挙げて大勝しました。これで2ケタ得点試合ゼロにピリオド。えてしてこういうもんですね。第2試合も広陵が9-2と圧勝。第3試合は大阪桐蔭が完勝し、史上初となる2度目の春連覇まであと2勝に迫りましたが、第4試合は昨夏の覇者・仙台育英が地元兵庫の報徳学園にサヨナラ負けし、こちらは史上5校目の夏・春連覇はならず。データ&記録好きとしては残念でした。

 報徳学園×仙台育英は、あとでスコアテーブルを見たら終盤に大きく動いていましたね。9回表に仙台育英が2死走者なしから四球、報徳学園センターのエラーなどで同点に追いつき、タイブレイクに突入。10回表に1点とって4-3と勝ち越します。しかしその裏、今度は仙台育英の途中出場のサードが悪送球し、まず同点。さらに2死満塁からヒットを打たれ、決着がつきました。両チームともエラーが失点に結びつく、なんともいたたまれない展開。エラーした選手のメンタルがやられていないといいんですけど。

 準決勝は休養日を挟み、3月31日㊎に行われます。8強は東日本勢5、西日本勢3だったのが、4強は東日本勢1、西日本勢3となりました。

 山梨学院 11:00 広陵
 大阪桐蔭 13:30 報徳学園

 第1試合は、山梨学院が山梨県勢初の決勝に進出することができるか、続く第2試合は前述したとおり、大阪桐蔭が快挙達成へ王手をかけられるかが焦点。平日のため、リアルタイムで見ることができないワタシはネットで経過を追います。

 さて。日付変わって3月30日㊍、日本プロ野球日本ハム×楽天のカードで開幕します。北海道北広島市に誕生した日本ハムの新本拠地エスコンフィールドのオープニングゲーム。他の5カードに先駆けての単独開幕ということで、大いに注目を集めそうですね。

 日本ハムは昨季、5位ロッテに9ゲーム差をつけられ、ぶっちぎりの最下位に沈みました。新庄剛志監督2年目の今季は躍進! といきたいところですが、好打者・近藤健介がFAでソフトバンクへ移籍した影響は計り知れず、また厳しいシーズンになりそうな気配が漂っています。解説者たちによるシーズン順位予想も、最下位がほとんどでした。

 それでも、スポーツ紙やネットには日本ハムに期待を抱かせる〝吉兆〟のデータがあふれています。その中から、いくつかピックアップしてみます。

⚾︎日本ハムは今季、オープン戦の成績が11勝6敗1分けで、12球団中2位。前回、オープン戦で2位だった2012年は、栗山英樹監督就任1年目でリーグ優勝

⚾︎2005年以降、オープン戦1位と2位の公式戦の成績をみると、1位で優勝したのは4回、2位で優勝したのは6回と、2位チームのほうが多く、Aクラスになる確率も1位18チーム中10度(56%)に対し、2位19チーム(2015年同率2位あり)中15度(79%)と2位チームのほうが高い。ちなみに公式戦で最下位になったのは1位、2位とも1回ずつ

⚾︎過去、WBCで日本が優勝した2006年と2009年は、ともに日本ハムパ・リーグを制覇。侍ジャパンが3度目の王者となった今季、二度あることは三度ある!?

 先のWBCを制した侍ジャパンには、日本ハム在籍経験者が多数いたことで知られています。現役選手は伊藤大海ひとりだけながら、首脳陣に栗山英樹監督、白井一幸ヘッドコーチ、吉井理人投手コーチ、厚澤和幸ブルペン担当コーチ、城石憲之内野守備・走塁兼作戦コーチ、選手にダルビッシュ有大谷翔平、近藤健介、ブルペン捕手の梶原有司氏、鶴岡慎也氏、栗山監督のマネージャーを務めた球団職員の岸七百樹氏、そして水原一平通訳の13人。まあ栗山監督が日本ハムの前監督でしたから、ある意味当然といえば当然という気がしますが、それでも一大勢力だったことに間違いはありません。

 新庄日本ハムは、こうしたいい流れにノルことができるでしょうか。今季はスタートダッシュに成功しないと、ファンがソッポを向きそうな気がしています。まずは開幕戦、白星発進できるか、注目しましょう。

今日の日中、日本野球機構公式サイトのトップ画面からスクショした画像です。先ほど見たら、上の部分は「2023年プロ野球開幕」に、下の「野球の熱さ、無限大。」の部分は「プロ野球ファンのみなさまへ~SNS等への投稿についてのお願い~」とする告知に変わっていました。