2023年の日本プロ野球は、3月30日、日本ハム×楽天のカードで開幕しました。日本ハムの新球場エスコンフィールドのこけら落としで、異例の1試合先行開幕。プロ野球開幕日に1カードだけの開催は、1952(昭和27)の阪神×名古屋(甲子園)以来、71年ぶりとのことです。ファンの目が集中するこの試み、ワタシは悪くないと思います。
結果は3-1で楽天の勝利。ワタシは映像で見ていませんが、楽天の完勝といっていいでしょうね。黒星発進の日本ハムは、このままズルズルいかないとよいのですが。
さて。日付変わって3月31日㊎、残り5カードが開幕します。
巨人×中日 18:30~ 東京ドーム
ヤクルト×広島 18:00~ 神宮
阪神×DeNA 18:00~ 京セラドーム大阪
西武×オリックス 18:00~ ベルーナドーム
ソフトバンク×ロッテ 18:30~ PayPayドーム
各解説者のシーズン順位予想をみると、セ・リーグは阪神、ヤクルト、パ・リーグはソフトバンク、オリックスを優勝候補に推す声が多いようです。ふむふむ。
最近2シーズン、セはヤクルト、パはオリックスが連覇し、今季は3連覇に挑むことになります。過去に3連覇(以上)を達成したのは以下の13チーム。セ・リーグは巨人以外に広島が一度達成しているだけです。
セ・リーグ パ・リーグ
巨人(1951~1953) 南海(1951~1953)
巨人(1955~1959)※5連覇 西鉄(1956~1958)
巨人(1965~1973)※9連覇 南海(1964~1966)
巨人(2007~2009) 阪急(1967~1969)
巨人(2012~2014) 阪急(1975~1978)※4連覇
広島(2016~2018) 西武(1985~1988)※4連覇
西武(1990~1994)※5連覇
そして、3連覇ならなかったのは、16チームあります(パ・リーグの※は前・後期制)。
セ・リーグ パ・リーグ
巨人(1976-1977)→2位 阪急(1971-1972)→2位※
広島(1979-1980)→2位 近鉄(1979-1980)→6位※
巨人(1989-1990)→4位 西武(1982-1983)→3位
ヤクルト(1992-1993)→4位 オリックス(1995-1996)→2位
中日(2010-2011)→2位 西武(1997-1998)→2位
巨人(2019-2020)→3位 ダイエー(1999-2000)→2位
日本ハム(2006-2007)→3位
ソフトバンク(2010-2011)→3位
ソフトバンク(2014-2015)→2位
西武(2018-2019)→3位
ヤクルト(2021-2022)→? オリックス(2021-2022)→?
2位が8チーム、3位が5チームで、Bクラスになったのは3チームだけです。ヤクルトとオリックスは1990年代に連覇してますが、ともに3連覇は逃しました。今季のヤクルト、オリックスはどうなるでしょうか。