当初はまた落とし物ネタでいこうと思っていましたが、予定変更です。今日4月20日、京セラドームで行われたオリックス×楽天戦が、記録&データ好きにはたまらないゲームになったもので。
ワタシはいつものように、ネットで追っていました。試合は楽天が3回表、1死走者なしから8番・太田光の今季初本塁打で先制。その裏、オリックスが同点に追いつき、5回裏には1番・中川圭太の今季1号で勝ち越します。
楽天はその後、1人の走者も出せません。ワタシは、このままいったら面白いんだけどな、と思いながらチェックを入れます。そして、そうなりました。オリックスは先発・山﨑福也から比嘉幹貴-山﨑颯一郎-ジェイコブ・ワゲスパックとつなぎ、3回の本塁打以外に安打は許さず、無四死球、失策もゼロ。塁上に1人も走者を背負わない、極めて珍しい勝利を挙げたわけです。
こうしたケースは、過去に何度あったのでしょうか。記録&データ好きとしては気になります。ネットで調べてみると、日刊スポーツのサイトにありました。
〈楽天は太田のソロ本塁打以外に1人も走者を出せなかった。ソロ本塁打による1安打で完全試合を免れたのは、05年5月20日にロッテ李承ヨプが中日川上から8回の本塁打で阻止して以来18年ぶり4度目〉
残る2度は出ていませんでしたが、うちひとつは1957年7月6日に稲尾和久(西鉄)がマークしています。この日、阪急戦に先発した稲尾は1回表、先頭のロベルト・バルボンに4号本塁打を打たれたあと、27人連続で凡退させました。このことは以前、〝記録の神様〟と呼ばれた故・宇佐美徹也さんの著書を読んで知っていたのですが、もうひとつは現時点で調べ切れていません。
……モヤモヤしたままで終わるのは不本意ながら、疲れているので今夜は打ち止めにします。おやすみなさい。