散髪は年1回。

雑記です。

MLB、大相撲、NPB。

 ほかにネタがないわけではないのですが、またスポーツ、MLB&大相撲&NPBをテーマにいきます。日本時間5月31日、いくつかトピックが続いたので。

◆メッツ・千賀滉大、ブルージェイズ菊池雄星、アスレチックス・藤浪晋太郎がそろって勝利投手に。千賀はフィリーズ戦に先発し、メジャー移籍後で最長となる7回を投げ、被安打1、奪三振9の無失点で5勝目(3敗)、ブルワーズ戦に先発した菊池は毎回走者を許しながらも5回2失点でふんばり6勝目(2敗)。菊池はプロ14年目で日米通算100勝(日本73勝、米国27勝)目、メジャー通算500奪三振にも到達しています。そして藤浪はブレーブス戦、1-1の9回2死から登板してわずか4球で抑えると、その裏チームがサヨナラ勝ちし、2勝目(4敗)が転がり込みました。メジャーで日本人投手が1日3勝を挙げるのは21年ぶり史上4回目。懐かしい名前が並ぶ過去3回を列記します。

・2000年8月18日……タイガース・野茂英雄(先発)、エンゼルス長谷川滋利(救援)、レッドソックス大家友和(先発)
・2001年4月26日……レッドソックス野茂英雄(先発)、エクスポズ吉井理人(救援)、ロイヤルズ・マック鈴木(先発)
・2002年6月19日……エクスポズ大家友和(先発)、ドジャース石井一久(先発)、レンジャーズ・伊良部秀輝(救援)

 ちなみに2001年に吉井が所属したエクスポズは現ナショナルズです。今季を含め、3勝はいずれも先発で2勝、救援で1勝なのは偶然でしょうかね。

◆大相撲・関脇霧馬山の大関昇進が満場一致で決定。あわせて、四股名を師匠の陸奥親方(元大関霧島)から継ぎ、「霧島」とすることが発表されました。ワタシは霧馬山のままでよかった気がします。過去、モンゴル出身の大関朝青龍白鵬日馬富士鶴竜照ノ富士と全員が横綱に昇進しています。最近、記事で読んで思わずうなりました。「霧島」もこの系譜に連なることができるでしょうか。データ&記録好きとしては今後の注目ポイントになります。

◆日本プロ野球は今日が交流戦第2戦。結果は以下のとおりです。特記事項とともにふれます。

日本ハム5-2ヤクルト
セ・リーグ3連覇を目指すヤクルトは引き分けを挟んで12連敗、ついにリーグ最下位に転落。ヤクルトの12連敗以上は2019年5~6月の16連敗以来6度目。これまで前年優勝チームの大型連敗には1961年大洋、1976年広島、2019年広島の11連敗があるが、優勝翌年に12連敗したのは今年のヤクルトが初めて。

楽天3-1DeNA
楽天の先発、田中将大が4月14日以来の勝利投手で今季3勝目(3敗)、日米通算193勝目(日本115、米国78)。交流戦では2013年6月16日阪神戦以来、10年ぶりの勝利(交流戦通算22勝目)。交流戦で10年以上のブランク勝利は、2018年松坂大輔(中日)が12年ぶり、前日5月30日に西野勇士(ロッテ)が10年ぶりに勝ったのに次いで3人目。

▽西武4-0阪神
阪神の連勝が9でストップ。球団新記録となる月間20勝目はならず。阪神は5月19勝5敗で、過去に2度記録した19勝(1964年8月、1968年8月)とタイで終了。また、阪神の先発、西勇輝は6回2/3を投げ4失点も自責点は3。先発投手が10試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を継続中。

▽ロッテ4-7巨人
※巨人・坂本勇人が「2番・遊撃」で先発出場し、史上初となる遊撃手での通算2000試合出場を達成。自ら祝砲となる7号ソロも放つ。巨人・岡本和真は今季初の1試合2発。11号はセ・リーグ単独トップで6年連続2ケタ本塁打

オリックス1-3広島
※広島がオリックス相手の連敗を13で止め、2023年交流戦初勝利。オリックス戦の勝利は2017年6月15日以来、6年ぶり。同一カード14連敗となれば1950~51年大洋戦、1966~67年阪神戦以来、球団3度目のワースト記録だったが阻止した。

ソフトバンク1-7中日
※中日の先発、涌井秀章交流戦通算26勝目。交流戦通算勝利ではヤクルト・石川雅規の27勝に次ぎ、歴代2位の杉内俊哉和田毅に並ぶ。涌井は西武、ロッテ、楽天でも勝利を挙げており、所属4球団での交流戦勝利は藤井秀悟(ヤクルト、日本ハム、巨人、DeNA)に並ぶ最多。ソフトバンク戦は自己最多の27勝目。中日は4月21日以来の5位浮上。

 第1戦はパ・リーグの4勝2敗でしたが、今日は3勝3敗。ここまでのトータルはセ・リーグ5勝、パ・リーグ7勝となります。

 日付変わって6月がスタートしました。いい月にしましょう☆

画像を何にするか迷いましたが、2日連続でメジャーリーグチームのロゴにします。今回は千賀が入団したニューヨーク・メッツ。1962年の球団拡張で誕生したメッツは、前日にふれたとおり、初年度から120敗→111敗→109敗→112敗→95敗→101敗と6年間で648敗しました。しかし、その2年後の1969年、100勝を挙げてワールドシリーズを制覇。「ミラクル・メッツ」と呼ばれました。メッツは元巨人のデーブ・ジョンソン監督が率いた1986年に2度目のワールドシリーズ制覇を果たしています。チームロゴはほぼ変化なし。1993年にオレンジの色がやや濃くなりましたが、1999年からはまた色が元に戻り、さらにそれまで左にあった「New York」を表す「NY」がなくなりました。