前回、ワタシが取り上げたせいではないでしょうが、ロッテの12連勝はなりませんでした。今日(6/2)、ZOZOマリンスタジアムで行われた阪神とのセ・パ交流戦3回戦は、0-1で完封負け。えてしてこんなものです。
ロッテの先発、C.C.メルセデスは初回、阪神の先頭打者・森下翔太に先頭打者本塁打を浴びるも、その後は安定感抜群の投球で8回を1失点。しかし、打線は阪神の先発・才木浩人をなかなか打てません。8回の1死二塁も無得点に終わり、試合は最終回に突入します。
前日まで、ロッテは4日連続で9回に追いつく粘りを見せていました。この日も9回に先頭打者の小川龍成、続く髙部瑛斗の連打で無死一・二塁とし、5試合連続の期待が高まります。が、4番・指名打者のソトがショートゴロ併殺打、5番・ポランコもセカンドゴロに倒れ、無得点。ホームが遠かったですね。
この試合に勝てばロッテは日本一を達成した2005年に並ぶ12連勝&本拠地9連勝となるところでしたが、惜しくも達成ならず。ロッテの敗戦は5月12日(日本ハムに5-6)以来、16試合ぶりでした。
どうやらロッテ打線が才木に完封負けを喫するのは昨季の交流戦に続いて2年連続。リベンジはならなかったというわけです。ネットの情報によると、ロッテ・吉井理人監督は「連勝は全然気にしていなかった」とのこと。ワタシはバリバリ意識していると思っていたので意外に映りましたね。
一方の阪神は交流戦初勝利で、連敗も5でストップ。先発の才木は5月12日のDeNA戦(横浜)に続く、今季2度目の「1-0」での完封勝ちです。シーズンに2度の「1-0完封」は、球団では2014年のメッセンジャー以来10年ぶりで、日本人投手では1974年古沢憲司以来、50年ぶり。さらに、敵地で2度は1969年江夏豊以来55年ぶりと、データ&記録好きにはニンマリするデータが並びました。
現時点で、ロッテは交流戦1位、阪神は最下位。今日の勝利で勢力図が少し変わるかもしれませんね。