8月12日、御巣鷹山の日航機墜落から39年。もうそんなに経つんですねえ。なんとなく、ですがあまりメディアで割く時間は少なかったような。まあ今年はほかに取り上げることがあった、ということでしょうかね。
さて。パリオリンピックが閉幕しました。ウクライナやガザの状況を考えると、純粋に〝平和の祭典〟とはいえないところがありますが、ひとまず無事に終わったよかったですね。
ワタシもなんやかや言いつつどっぷりとハマり、終わってしまったことに淋しさを感じています。データ&記録好きとしては、日本勢連日のメダルラッシュに胸を躍らせていました。前日にふれたとおり、今大会で日本勢が獲得した金メダルは20個で、メダル総数は銀12個、銅13個を含めて合計45個。海外で開催されたオリンピックでは金メダル、メダル総数とも過去最多でした。
もう、今年の漢字は「金」で決まりでしょうね。もしそうなったら2000(平成12)年、2012(平成24)年、2016(平成28)年、2021(令和3)年に続いて5回目。いずれも夏季オリンピック開催の年です。はいはい、今年もまた「金」ですか、の感は拭えません。今年の漢字の役割は終わったといっていい気がします。
今大会、個人的にうなったのは、これも少し前にふれたとおり、高飛び込み男子の玉井陸斗と近代五種男子の佐藤大宗の2人が銀メダルを獲得したことです。ぞれぞれの競技で、日本勢初のメダル獲得。失礼ながら、飛び込みと近代五種で日本勢がメダルをとることは未来永劫、ないと思ってましたから、素直に脱帽します。
ここでふと、オリンピックの開催競技で日本勢がメダルを取ったことがない競技はあといくつあるんだろう、という疑問がわきました。自分で調べるには時間がかかりそうです。すると、8月12日付の日刊スポーツ第5面の欄外にその答えがありました。
〈パリ五輪で実施された32競技で、日本がメダルを手にしたことがない競技はハンドボール、7人制ラグビー、ローイング、トライアスロンの「4」となった〉
なるほど。次回2028年ロサンゼルスオリンピックでは、この4競技から日本勢初のメダル獲得が出ることを願って、今回は締めます。