散髪は年1回。

雑記です。

京都国際、タイブレイクの末に初V。

 書き始め、朝の7時半過ぎ。深夜、またいつのまにかぐっすりと寝てしまい、目を覚ましたらもう朝の6時半でした。しばしボーっとしてようやく落ち着いたところです。気を取り直してサクサクいいきます。

 第106回全国高校野球選手権は今日(8/23)が決勝。ともに初優勝を目指す関東第一(東東京)と京都国際の対戦は、延長10回タイブレイクの末に京都国際が2-1で勝ちました。決勝のタイブレイク決着は史上初です。

 ワタシは職場のパソコンで仕事の合間合間に「バーチャル高校野球」でチェック。関東第一・畠中鉄心、京都国際・ 中崎琉生両投手の先発で始まった試合は、投手戦となります。京都国際は5回表に2死一・三塁、6回表に1死二・三塁としますが無得点。一方の関東第一は好機らしい好機がありませんでしたね。

 それでもワタシはなんとか9回で決着をつけてほしいと願っていました。というのも、ワタシはタイブレイクが嫌いなのです。いろいろ事情はあるにせよ、いきなり無死一・二塁から始めるって、リトルリーグにしか思えません。でもまあ、今さらそんなことをいってもしかたがない。

 9回裏、関東第一は死球、犠打、申告敬遠、相手遊撃手のエラーなどで2死満塁。安打なしで迎えた大チャンスです。ただ、ここで決まるのもなんとなく後味が悪い。なんとも微妙な気持ちで見ていたら続く打者は右飛でチェンジ。タイブレイクの延長戦に突入です。

 京都国際は10回表、押し出しと犠飛でついに2点を先取。その裏の関東第一の攻撃を1点に抑え、初優勝を決めました。時刻は午後0時10分。そういえば去年まで、決勝は午後2時のプレイボールでした。今年から早めたんですね。これはいい判断だと思います。

 優勝した京都国際は今大会、6試合で本塁打なし。1974年の金属バット採用後、夏の大会で本塁打なしの優勝校は1992年西日本短大付(5試合)、2003年常総学園(6試合)に続いて3校目です。西日本短大付常総学院は地方大会で本塁打を打ちましたが、京都国際は地方大会でもゼロ。これは金属バット採用後初のケースとなるようです。

 今春のセンバツを制した健大高崎本塁打なしでした。春・夏とも本塁打ゼロの優勝は1992年(春・帝京、夏・西日本短大付)以来、とのこと。低反発の新基準バット採用で、高校野球は今後もロースコアのゲームが続きそうですね。

 準決勝終了時にふれたとおり、今大会も初優勝県の誕生とはいきませんでした。来年こそ、を期待して、締めます。

朝日新聞はまた今回も号外を出しました。甲子園大会の優勝で号外を出すのは2022年夏の仙台育英、2023年春の山梨学院、同年夏の慶応、今春の健大高崎に続いて5大会連続。いつまで続くでしょうか。ちなみに、今日の夕刊1面にも決勝の最終スコアは掲載されていました。午後0時10分の終了だと、夕刊の締め切りに間に合うんですね。