時刻は深夜&早朝の4時を回ったところ。サクサクいきます。
9月3日、東京・有明アリーナでプロボクシング・4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦が行われ、4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥が挑戦者のTJ・ドヘニー(アイルランド)を7R(ラウンド)16秒TKOで破り、防衛(WBAスーパー&IBF2度目、WBC&WBO3度目)に成功しました。
ワタシはリアルタイムで見ることはできませんでしたが、帰宅後に録画でフルラウンドを観戦。井上は前の試合で1Rにプロ初のダウンを喫したこともあってか、慎重な立ち上がりに見えました。その後は徐々にペースをつかみ、7Rの開始早々にラッシュをかけると、ドヘニーは腰を痛めたようで、レフリーストップ。結果的に、まったく危なげがなかったですね。
この試合、ドヘニーは前日計量(55.1キロ)から体重を11キロ増やして臨んだようで。腰を痛めたのはこの影響もあるんでしょう。ドヘニーの大幅な体重増加は過去にもあったそうですが、井上には通用しなかった、という結論でよいと思います。
井上の通算成績は、28戦全勝25KO。見事としかいいようがありません。これまで何度かふれてきましたが、25KO勝利は、日本選手歴代10位タイに並んだはず。データ&記録好きとしてジワジワきています。最近のボクサーは試合数が少ないので、井上が出てくるまではもうトップ10に入るボクサーはもう出てこないだろう、とあきらめモードでしたからね。
試合後のインタビューで、井上は次戦が12月になると語っていました。世界王者になってから、年間3試合を行うのは初めて。今後もKOで勝ち続けて、無敗のまま引退してほしい。井上にはまだまだ楽しませてもらえそうです。