大相撲九月場所は今日(9/19)が12日目。唯一無敗だった西関脇・大の里が東前頭7枚目・若隆景に逆転の寄り切りで敗れ、今場所初黒星を喫しました。
ワタシは動画でチェック。大の里には何度も勝機があっただけに、惜しかったですね。それでも本人はさほどショックを受けていないようで、支度部屋では饒舌だった、とのこと。依然として単独トップで、大関昇進の目安となる「直近3場所三役で33勝」まであと1勝なのは変わりありません。
ただ、これで東関脇・霧島と東前頭15枚目・髙安、大関経験者の2敗勢2人とは1差。優勝争いは面白くなってきました。ワタシは何度か、今場所は大の里に全勝優勝してほしいとかいてきましたが、撤回します。
そう、ワタシは何年も前から髙安の初優勝を願っているのです。これまで何度も惜しいところで優勝を逃してきた髙安にとって今回、思いがけず訪れた大きなチャンス。髙安と大の里は番付にかなり差があるので今場所は対戦していませんが、今後は直接対決が組まれるでしょう。なんとしてもモノにしてほしい。
13日目、3人の取組は以下のとおり。
大栄翔 10 ○○--○- 11 髙安
霧島 9 ○-○--○ 8 豊昇龍
琴櫻 3 --○○●○ 1 大の里
髙安は最近分が悪い東小結・大栄翔との対戦。まずはここでキッチリと勝つことですね。残り3日、髙安が全勝して悲願の初優勝に望みをつなげてくれることを祈って、今回は締めます。