その前に、まずはドジャース・大谷翔平からです。現地時間9月20日(日本時間9月21日)、本拠地ドジャースタジアムでのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場した大谷は、5回の第3打席でバックスクリーン左へ2試合連発となる52号逆転2ランを放つと、7回の第4打席にも内野安打を放って二盗に成功し、今季52盗塁。「52-52」としました。
今日の大谷は第1打席から空振り三振、中安打、中堅左へ本塁打、一塁内野安打。4打数3安打1本塁打1盗塁2打点2得点の活躍で、前日の6安打3本塁打2盗塁10打点4得点と合わせて、2試合で9安打4本塁打3盗塁12打点6得点はもう笑うしかありません。
ここまで、今季の大谷の通算成績は以下のとおり。
試 合:151
打 数:603
得 点:125(ナ・リーグ1位)
安 打:179(ナ・リーグ2位)
二塁打:34(ナ・リーグ9位タイ)
三塁打:7(ナ・リーグ4位タイ)
本塁打:52(ナ・リーグ1位)
打 点:122(ナ・リーグ1位)
四 球:77(ナ・リーグ2位タイ)
三 振:159(ナ・リーグ15位)
盗 塁:52(ナ・リーグ2位)
盗塁死:4
打 率:.297(ナ・リーグ4位)
出塁率:.378(ナ・リーグ3位)
長打率:.635(ナ・リーグ1位)
OPS:1.013(ナ・リーグ1位)
長 打:93(ナ・リーグ1位)
塁 打:383(ナ・リーグ1位)
リーグ1位は7項目。本塁打は2位と14本差、打点は13点差をつけており、タイトル獲得は確実でしょう。あとは打率を3割に乗せること、そしてワタシが望むのは前日にもかいたとおり、100長打&400塁打を達成することです。ドジャースのレギュラーシーズンは残り8試合。とことん上積みして、最高の状態でポストシーズンに突入してもらいましょう。
さて。本題です。大相撲九月場所は今日が14日目。12勝1敗で単独トップに立つ西関脇・大の里は結びの一番で大関・豊昇龍に勝てば優勝が決まります。過去の対戦成績は豊昇龍の3勝1敗、その1敗は不戦敗とあって、大の里は苦戦するかも、と思いましたが、まったくそんなことはありませんでした。
ワタシは自宅でテレビ観戦。大の里は立ち合い、一度突っかけます。少し気負いがあったんでしょうか。それでも、2度目で立つと、もろ手突きから前へ出続けて一気に押し出し。その強さは圧倒的でした。
最近3場所、大の里の成績です。
五月場所:西小結/12勝3敗(優勝)
七月場所:西関脇/9勝6敗
九月場所:西関脇/13勝1敗(優勝) ※14日目まで
大の里はすでに13日目の時点で大関昇進の目安となる「直近3場所三役で33勝」をクリア。出世の早さに髪の伸びが追いつかず、大銀杏を結えない、前代未聞の“ちょんまげ大関”の誕生は間近です。
2000年以降に昇進した大関は大の里が25人目となりますが、昇進前3場所のうち2場所で優勝した力士は大の里以外にいません。正直、最近の大関はパッとしないので、大の里にはさっさと大関を通過して横綱に昇進してほしい。まずは千秋楽、東関脇・阿炎に勝って、14勝1敗としてもらいましょう。ワタシはまた自宅でテレビ観戦します。