散髪は年1回。

雑記です。

巨人、大混戦となったセを制して4年ぶりのリーグV。

 終盤までもつれにもつれた2024年のセ・リーグを制したのは、巨人でした。優勝までのマジックを1として迎えた今日(9/28)、マツダスタジアムで行われた広島戦に8-1で勝利。テレビはBSTBSだったので、BSが見られないワタシはネットで追っていました。5回までは1-1と接戦でしたが、終わってみれば圧勝でしたね。

 ワタシは今季の開幕前、巨人が優勝するとは思っていなかったので正直驚いています。シーズンが始まっても王者となるにふさわしい強さを感じなかったし、もろいチームにしか見えませんでしたからね。完封負けはチームワーストの20回。そしてなにより、今季監督に就任した阿部慎之助の〝昭和的指導〟がハマるわけがない、と決めつけていましたから。

 まあ、優勝したのはいろいろな要因があるんでしょう。首位に立っていた広島が9月、チームワーストに並ぶ月間19敗の歴史的大失速。巨人は今月10日からマツダスタジアムでの対広島3連戦に3連勝、2戦目には0-2で迎えた9回に一挙9点とって勢いに乗りました。選手では、昨季わずか4勝に終わった35歳の菅野智之が今日の勝利で15勝と完全復活したのも大きかったですね。

 あとはクライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がり、日本シリーズに進出できるかどうか。阿部監督のお手並み拝見といきましょう。

 MLBにもふれておきます。ドジャース大谷翔平は現地時間9月27日(日本時間9月28日)、コロラド州デンバークアーズフィールドで行われたロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。5打数4安打4打点2得点1盗塁の大活躍を見せました。第4打席では特大の54号本塁打を放ち、2回には日本選手最多となる57盗塁を決め「54-57」をマーク。いやはや、この男は〝ゾーン〟に入りまくっていますね。

 これで打率は.309(627打数194安打)とし、リーグ1位のルイス・アラエスパドレス)の.314(634打数199安打)に5厘差と迫る2位に浮上。54本塁打と130打点はリーグトップを独走しているので、三冠王を期待する声が高くなっていますが、残り2試合で逆転できるかどうかは微妙です。

 そして大谷は今日、本塁打二塁打を放ち、今季の長打数が99となりました。先日マークしたシーズン400塁打は過去、大谷を含めて延べ30回達成されていますが、シーズン100長打は過去、延べ15回と400塁打よりも希少な記録。あとひとつですからこちらは達成濃厚とみます。ぜひ、豪快な本塁打で決めてほしいですね。

 最後はホワイトソックスです。今日のタイガース戦に1-4で敗れて今季121敗目。近代野球以降では1962年にメッツが記録したMLB最多の120敗を抜き、ついにワースト記録を更新しました。120敗目を記録したあとは3連勝し、残る3試合にも勝ち続ければタイでとどまるところでしたが、ついに力尽きた感じ。残り2試合、さらにワーストを更新するのか、注目されます。

巨人といえばやはり日テレ。ということで午後11時55分から放送の「Going」をチェックし、スマホで撮影しました。阿部監督の胴上げは彼の現役時代の背番号と同じ「10」回だったようです。