毎年恒例のネタです。「2024ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が今日11月5日、発表されました。今年の候補は以下のとおり。
①アサイーボウル
②アザラシ幼稚園
③インバウン丼
④裏金問題
⑤界隈
⑥カスハラ
⑦コンビニ富士山
⑧侍タイムスリッパー
⑨初老ジャパン
⑩新紙幣
⑪新NISA
⑫ソフト老害
⑬トクリュウ
⑭南海トラフ地震臨時情報
⑮猫ミーム
⑯はいよろこんで
⑰8番出口
⑱はて?
⑲BeReal
⑳被団協
㉑50-50
㉒ふてほど
㉓Bling-Bang-Bang-Born
㉔ブレイキン
㉕ホワイト案件
㉖マイナ保険証一本化
㉗名言が残せなかった
㉘もうええでしょう
㉙やばい、かっこよすぎる俺
㉚令和の米騒動
予想どおり、ドジャース・大谷翔平が達成したメジャー史上初の50本塁打ー50盗塁を表す「50ー50」がノミネートされました。ノミネート自体に驚きはありません。冷静にみても今年は「50ー50」と「裏金問題」が抜けていた、とワタシも思います。
ただ、このまま「50-50」が年間大賞になるのはどうなんでしょう。毎年かいていますが、このところ年間大賞は野球関連の言葉が連続して受賞しているんですね。
2021年 「リアル二刀流/ショータイム」(エンゼルス・大谷翔平)
2022年 「村神様」(ヤクルト・村上宗隆)
2023年 「アレ(A.R.E.)」(阪神・岡田彰布監督)
さらにその前にも2015年の「トリプルスリー」(ソフトバンク・柳田悠岐、ヤクルト・山田哲人)、2016年の「神ってる」(広島・緒方孝市監督、鈴木誠也)と、最近10年間のうち半分が野球関連。これはベースボールファンとしてなかなかこっぱずかしい。
さすがに世間も気づき始めているようで、日刊ゲンダイDIGTALによると、ネットには
〈一部に発言力のある野球ファンの選考委員がいるからなのか、やたら野球関連の大して流行りもしなかった言葉が選ばれがちに思います〉
〈流行語大賞ははやく『おじさん野球用語大賞』に改名しろや〉
〈野球ばっかだな~〉
などと冷ややかな声があがっています。今年は「50ー50」が年間大賞を逃すことがあるかもしれませんね。ま、たいした問題ではない気もしますが。