11月最後の日曜日が終わりました。来週の今日はもう12月に突入です。2024年も残り1ヶ月と1週間。いい終わり方を迎えられるといいんですけど、ね。
さて。連日連夜の大相撲十一月場所&侍ジャパンネタです。ただ、夕メシ時にけっこうな量の酒(焼酎ロックです)を飲んでしまい、まだしたたかに酔っているのでサクサクいきます。
十一月場所は今日(11/24)が千秋楽。大関・琴櫻が念願の初優勝を果たしました。13勝1敗同士、21年ぶりの大関相星決戦となった結びの一番で大関・豊昇龍を下して14勝1敗。この取組、ワタシは自宅でテレビ観戦していましたが、当初は豊昇龍のペースでした。ガンガン前に出て、上手を取って琴櫻を揺さぶります。と、その直後、はたき込みを喰らって逆転負け。豊昇龍は仕切り線で滑りましたね。なんとも悔やまれる一番でした。
初優勝を飾った琴櫻は今年66勝目で、単独の年間最多勝を獲得。こちらも初のタイトルとなりました。そしてどうやら、来年一月場所は琴櫻と豊昇龍が、そろって綱とり場所となるようです。ということは例えば、豊昇龍が15戦全勝、琴櫻が14勝1敗だったらダブル昇進は間違いないでしょう。一月場所、横綱・照ノ富士はおそらく出場してくるでしょうが、ふたりともぜひ、最初のチャンスを生かしてほしいと思います。
そして午後7時過ぎからは「第3回WBSCプレミア12」決勝、日本×台湾戦をテレビ観戦。これが今年最後(の野球観戦)だから、と言ってなんとか家族の了承をとりました。結果は日本代表・侍ジャパンが台湾に完封負け。大会連覇はならず、国際大会の連勝も27でストップしました。
台湾 000040000 4
日本 000000000 0
このゲーム、日本代表の敗因は打てなかったことに尽きます。台湾の先発は、前日に急きょ先発を回避し、今日の日本戦に備えた21歳のサウスポー・林昱珉。気合いが入ってましたね。そして、躍動していました。ワタシてテレビで見ていて、日本打線が打てそうな気がしなかったですね。
あとは日本の先発・戸郷翔征(巨人)が踏ん張り、勝負は林が降板してから、と思っていました。が、戸郷は5回表、先頭の林家正に右中間スタンドへソロアーチを運ばれ、1点を先制されます。さらに1死から四球と単打で一・二塁とされると、絶好調の3番・陳傑憲にフルカウントから右中間スタンドへ3ラン本塁打を叩き込まれ、この回4失点。今大会、日本が4点差をつけられたことはありません。正直、これで勝負ありでした。
日本打線は5回裏、2死から連打で一・二塁とするも無得点。6~8回は三者凡退でチャンスすらつくれません。投手陣はなんとか台湾打線に追加点を許さず、ゲームは9回裏に突入します。
ここから逆転したらまさにミラクル。日本は先頭の3番・辰己涼介(楽天)がライト前ヒットを放ち、出塁します。しかし、4番・森下翔太(阪神)がショートゴロで辰巳がセカンドで封殺。続く5番・栗原陵矢(ソフトバンク)はフルカウントから高めの直球を引っ張りましたが、ファーストライナーとなり、一塁走者の森下が戻れずゲームセット。完敗でした。
台湾とはこれが今大会3度目の対戦。オープニングラウンドでは3ー1、スーパーラウンドでは9ー6で2連勝していましたが、最後の最後でやられたわけです。
データ&記録好きとしては日本の連勝記録を伸ばしてほしいと思っていました。が、「プレミア12」という大会の価値を上げる意味では、台湾が勝ってよかった、という意見もあるようです。日本だけが強くてもプレミア12は盛り上がらないし、他の国が勝つことで大会への興味が出てくる、と。なるほど、それも一理ありますね。これで台湾が日本にとっての強烈なライバルとなれば、それはそれでありでしょう。
……なんやかやで長くなってしまいました。とりあえず、これで今年のベースボールシーズンはおしまいです。プレイヤー並びに関係者の皆さん、おつかれさまでした!