毎年恒例&年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2024ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が今日(12/2)、発表されました。意外な結果となってワタシはかなり驚いています。
今年はドジャース・大谷翔平が達成したメジャー史上初の50本塁打ー50盗塁を表す「50ー50」と、「裏金問題」がどうみても抜けており、最後は「50-50」が大賞を受賞すると思っていたのに、ビックリの展開。いったいどうしちゃったんでしょうか。
ご存じのように、年間大賞は去年まで3年連続で野球関連の言葉が受賞していました。先日、ノミネート30語が発表されたとき、4年連続となるのはベースボールファンとしてなかなかこっぱずかしい、と書きましたが(流行語大賞ノミネート、「50-50」はどうなる。 )、なんやかや言っても今年は「50-50」で決まりでしょう。
それがまさかの大賞逃し。世間からのツッコミを恐れて、4年連続とするのを意図的に避けたとしか思えませんね。どうやら流行語大賞、日和ってしまったようです。
現在の選考委員は、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)の6人。いったいどんな話し合いになったのか。誰かが掟破りでどこかに手記でも書いてくれるとありがたいんですけど、まあムリでしょうね。