現在の時刻、深夜&早朝の4時半過ぎ。まだ火曜日が終わったところいうのにやらかしてしまいました。さっさといきます。
野球殿堂博物館が今日12月3日、2025年の野球殿堂入り候補者を発表しました。競技者表彰で新たな候補者となったのは以下の4人です。
いずれも現役時代の実績は十分。なかでも日米通算4367安打を放つなど、圧倒的な成績を残したイチローは、アメリカでも殿堂入り候補にも入っており、日米同時選出にも注目が集まります。まあ誰がどうみても、日米ともに資格初年度で選ばれるのは間違いなし。焦点は満票での選出なるか、という点だけでしょう。
ただ、次の記事を読んでワタシはため息が出ました。
〈イチロー氏が資格1年目で殿堂入りすれば、スタルヒン氏、王貞治氏、野茂英雄氏、工藤公康氏、金本知憲氏、松井秀喜氏に続く史上7人目。そればかりか、史上初の満票での殿堂入りが期待される(プレーヤー表彰の最高得票率は60年スタルヒンの97・3%)〉(サンスポ)
過去、資格初年度で殿堂入りしたのがたった6人しかいないとは。長嶋茂雄、金田正一、張本勲といった面々は、初年度に選ばれていなかったんですね。これはどう考えてもおかしいし、ありえませんよ。全員、初年度に満票で選ばれてしかるべし。今さらながら、彼らに投票しなかった記者の見識を疑います。
ちなみにアメリカで資格初年度に殿堂入りを果たしたのは60人。満票で選出されたのは、過去にひとりだけです。ヤンキースのクローザーとして活躍したマリアノ・リベラが2019年に史上初の得票率100パーセントで選ばれました。
殿堂入りの発表は日本が来年1月16日、米国が来年1月21日(日本時間22日)の予定です。イチローの快挙達成を待ちましょう。