第25回オリンピック冬季競技大会、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックは、来年の2月6日に開会式が行われます。イタリアで開催されるのは1956年コルティナダンペッツォ、2006年トリノに続く3回目。複数の都市による共同開催は史上初となります。
それにしても大会名、長いですね。どうやら各メディアは「2026ミラノ・コルティナ冬季五輪」もしくは「ミラノ・コルティナ2026」とするようで。正式名称にすると相当の文字数を使うことになりますから、賢明なんでしょう。
ただ、夏季オリンピックに比べると、冬季オリンピックの開催地には長い都市名が多い傾向にあります。過去の開催地を見ると、1924年シャモニー・モンブラン(フランス)、1932年レークプラシッド(アメリカ)、1936年ガルミッシュ・パルテンキルヘン(ドイツ)、1956年コルティナダンペッツォ(イタリア)、1980年レークプラシッド(アメリカ)、2002年ソルトレークシティ(アメリカ)と、メディア泣かせの都市がズラリ。そして2030年はフランスアルプス(フランス)、2034年はソルトレークシティ・ユタ(アメリカ)での開催が決まっています。
今朝(2/6)の朝日新聞朝刊第12面「ミラノ・コルティナ冬季五輪 開幕まで1年」に、前回北京冬季オリンピックのノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑の特集記事が載っており、それを読んで気になるところがありました。
〈世界で活躍するトップジャンパーになれば、競技の人気は高まると信じていた。が、現実は厳しかった。22年北京五輪の個人ノーマルヒルで金メダルを獲得しても、国内大会の観客数は相変わらず〉
ジャンプは冬季競技のなかでも恵まれているように映っていましたが、実際はそうでもないんですね。ちょっと切なくなりました。
まあなんやかやいっても、ワタシはまたテレビ観戦するのは確実。連覇がかかる小林を始め、選手の皆さんの健闘を祈ります。