散髪は年1回。

雑記です。

あゝ髙安……またしても賜盃に届かず。

 テレビ観戦していて、もうヘナヘナになりました。またも、またしてもの展開になってしまったわけで。予想以上にダメージを受けています。

 大相撲三月場所は今日(3/23)が千秋楽。優勝争いは、11勝3敗の東前頭4枚目・高安と、大関・大の里のふたりにほぼ絞られていました。どちらかが勝ってどちらかが負ければ勝ったほうが優勝、両者が勝てば優勝決定戦。両者がともに負けることはないとみていました。

 連日かいているとおり、ワタシが心底願っていたのは、髙安の初優勝。理想は本割で髙安が勝ち、大の里が負けて優勝が決まることです。

 その本割、髙安は西小結・阿炎を上手出し投げで下して3敗をキープ。ワタシはもしかしたらヤバいかも、と思っていたのでまずはホッとしました。あとは結びの一番で、同じく3敗の大の里が大関琴櫻に敗れると、髙安の初優勝が決まります。

 琴櫻、なんとしても大の里に勝ってくれ。その思いは届かず、大の里は琴櫻をあっというまに寄り切ります。これで髙安-大の里の優勝決定戦になることが決定。今場所、両者は10日目に対戦し、髙安が寄り切りで勝っています。そのイメージをもって戦えば髙安、大丈夫だ。

 ……が、髙安はいいところなく大の里に送り出しで敗戦。またも、またしても賜盃に届かなかったわけです。ワタシは前日、〈髙安が優勝を逃してしまう気がしてなりません〉とかいたのですが、まさか本当にそうなってしまうとは。泣けてきました。

 過去、髙安が優勝の可能性を残して千秋楽に臨んだケースは8度あり、今回が9度目。今度こそ、の願いは空しく散っていきました。本人は技能賞受賞のNHKのインタビューに応じ、「悔いはないです」と答えていましたが、その後アナウンサーに「悔いはないですか?」と聞き返されると、「ないって言ったらうそになります」と回答。そらそうですわな。

 それにしても、ここまで優勝が遠いとは。やはり、髙安は優勝と縁のない力士なんでしょうかね。いや、まだチャンスはあるはず。そう思わないとやってられません。

 一方、髙安との優勝決定戦を制した大の里は、これが早くも3度目の優勝。来場所は綱とり場所となります。こうなったらスンナリ横綱昇進を決めてもらいましょう。もちろん、髙安がそれを阻止するシナリオも十分、ありです。

前日に続いてテレビ画面から撮影。大の里に敗れ、悲壮感たっぷりに引き上げる髙安です。最後の最後に力尽きました。繰り返しになりますが、14日目、美ノ海戦の負けが悔やまれます。