もう、ベースボール三昧ですね。今日(3/28)はセンバツは準決勝、MLBはアメリカ本土で本格開幕、そして日本プロ野球はレギュラーシーズンの開幕戦。順にササっと振り返ります。
健大高崎(群馬)1-5横浜(神奈川)
浦和実(埼玉)0-5智弁和歌山(和歌山)
第1試合では優勝候補筆頭の横浜が史上4校目の春連覇を狙った健大高崎に危なげなく勝利。さすが関東王者ですね。これで優勝した2006年以来19年ぶりの決勝進出。4度目のセンバツ制覇を目指します。健大高崎の連覇ならなかったのはデータ&記録好きにとっては残念でした。
続く第2試合は智弁和歌山が初出場の浦和実に完封勝ちして7年ぶりの決勝へ。今大会ここまで3試合、18イニング無失点を続けていた浦和実の変則左腕・石戸颯汰を初回から攻略し、2点を先制すると、3回にも3点を追加するなど12安打で圧倒しました。こちらは1994年以来2度目の選抜優勝を狙います。
センバツの決勝で関東勢と近畿勢が対戦するのは3年連続13度目。昨年まで関東勢が4連勝中で、対戦成績は6勝6敗の五分です。神奈川と和歌山の決勝対決は 2000年東海大相模(神奈川)4-2智弁和歌山以来2度目。また、横浜と智弁和歌山が対戦するのは、智弁和歌山が優勝した1994年センバツ2回戦以来で、当時は智弁和歌山が10-2で大勝しました。甲子園で春・夏合計9度の優勝(横浜5度、智弁和歌山4度)を誇る名門対決は今回、どちらに軍配が上がるでしょうか。
🥎MLB、ドジャース・大谷が早くも第2号
ドジャース・大谷翔平が、タイガースとの本拠地開幕戦に「1番・指名打者」で先発出場。7回2死の第4打席で貴重な追加点となる2号ソロを放つなど4打数2安打1打点の活躍でチームの開幕3連勝に大きく貢献しました。昨季は9試合目で初アーチだったことを思うと、今季は早くもエンジン全開ですね。また楽しませてもらいましょう。
また、メジャー7年目で初の開幕投手を任されたエンゼルス・菊池雄星は敵地でのホワイトソックス戦に先発。6回3失点と粘ったものの、チームは1-8で敗れ、今季初黒星を喫しました。菊池が勝ち星を増やせるかはエンゼルスの打線しだい。ガンガン打ってくれることを願うしかありません。
パドレス・松井裕樹にもふれます。ブレーブスとの本拠地開幕戦、4回2死一、三塁に3番手で登板しました。5番打者を左飛に打ち取り、ピンチを脱すると、5回は緩急のある投球で三者凡退に抑え、6回の先頭打者を中飛に仕留めたところで交代。2度のイニングまたぎをこなし、無失点に抑える好救援を見せました。チームも7-4で勝利。今季も出番は増えそうな気配です。
🥎日本プロ野球は6試合中サヨナラ2試合、完封勝ち3試合
開幕戦6試合の結果は以下のとおり。
[セントラル・リーグ]
巨人6ー5ヤクルト
DeNA5-0中日
広島0-4阪神
[パシフィック・リーグ]
西武0-2日本ハム
オリックス3-2楽天
ソフトバンク2-8ロッテ
巨人は0-5から9回に追いついて延長10回、サヨナラ勝ち。開幕戦の5点差以上の逆転勝利は2022年ヤクルトが阪神に7点差をひっくり返して以来、史上7度目のようです。そしてオリックスは2年連続開幕投手の左腕・宮城大弥が7回までパーフェクトピッチングを見せるも8回に1点を許して降板。2番手マチャドが9回に同点に追いつかれましたが、その裏、若月健矢の一打でサヨナラ勝ちしました。
完封勝ちは3試合。うち、ひとりで投げ切ったのは日本ハム・金村尚真だけで、相手の西武・今井達也も完投しました。今季も〝投高打低〟のシーズンになるんでしょうかね。どうせなら、大記録ラッシュといってほしいものです。
……なんやかやで時刻は土曜日の朝6時50分過ぎ。寝直します。