散髪は年1回。

雑記です。

通算320勝&3159奪三振でともに歴代3位の小山正明、死去。

 早朝5時を大きく回っての書き始め。今日(4/24)は深夜0時半ごろから、少しだけ、と横になっていたらぐっすりと寝ていました。ハッとしたらもう深夜&早朝の4時40分過ぎ。毎度毎度のパターンでトホホ&ガックリです。とはいえ嘆いても時間は戻ってきません。今回は日本プロ野球界の訃報をテーマにいきます。

プロ野球でともに歴代3位の通算320勝、3159奪三振を記録し、セ・パ両リーグで100勝を達成した投手で、阪神タイガース62年の優勝に貢献した小山正明(こやま・まさあき)さんが18日に心不全のため死去していたことが24日、分かった。90歳。兵庫県高砂市出身〉(nikkansports.com)

 いまの一般的なファンにはあまり知られていないかもしれませんが、小山さんはまぎれもない大投手でした。現役時代をリアルタイムで見ていないワタシでも、残された数字を眺めるだけでそのすごさが伝わってきます。少しだけ挙げてみます。

🥎1953年、兵庫・高砂高から阪神にテスト入団、「精密機械」と評された抜群の制球力とパームボールでエースとして君臨。1959年6月25日、巨人との天覧試合にも先発

🥎1958、1962年にはセ。リーグ記録のシーズン最多無四死球試合(10)を記録。1962年の5試合連続を含むシーズン13完封もセ・リーグ記録

🥎1964年、大毎の主軸だった山内一弘との交換トレードで東京(現ロッテ)へ移籍。「世紀のトレード」といわれた。パ・リーグ1年目で30勝をマークし、最多勝を獲得。シーズン20勝以上は7度

🥎通算成績は856試合に登板して320勝232敗、防御率2.45、3159奪三振。勝利数・奪三振数はともに歴代3位。無四球試合73は歴代2位、完封勝利74は同3位

🥎セ・リーグ阪神、大洋)で180勝、パ・リーグ(東京、ロッテ)で140勝。両リーグで100勝以上は現在でも日本プロ野球唯一

 小山さん、データ&記録好きにはとても魅力的で偉大な投手でした。合掌。

「日本プロ野球記録」というサイトからお借りした、1959年6月25日の天覧試合のスコアです。先発した小山さんは長嶋茂雄王貞治本塁打を打たれました。これが初のONアベック本塁打。ONの通算アベック本塁打106本は史上1位の記録で、MLBの記録(アトランタ・ブレーブスハンク・アーロンとエディ・マシューズの75本)も上回っています。