5月も10日が経過しました。珍しく今日はいろいろふれたいことが重なったので、タイトルに挙げた順に振り返ります。
🥎現地時間5月9日(日本時間5月10日)、アリゾナ州フェニックスのチェイスフィールドで行われたドジャース×ダイヤモンドバックス戦に、ドジャース・佐々木朗希が先発するも5回途中5失点。自身初の中5日登板、5試合連続被弾と「5」がついてまわるも勝ち負けつかず。佐々木にはなんとなくひ弱さを感じてしまう。同試合で「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は9回の第6打席で決勝の12号3ランを放つなど6打数3安打4打点と14-11のチームの勝利に大きく貢献。また、カリフォルニア州アナハイムのエンゼルスタジアムで行われたオリオールズ×エンゼルス戦で先発したオリオールズ・菅野智之はメジャー自己最長の7回1/3を被安打3、奪三振5、失点・自責点1の好投で今季4勝目。チームの連敗を5で止めた。佐々木との違いはやはり経験の差か。菅野はアメリカン・リーグ東地区の最下位に沈むオリオールズでなくてはならない存在になった。
🧢日中、地元の駅前にある商業ビルへ。某書店のスポーツ本コーナーで『こたえあわせ 伝説の舞台裏 落合博満対談集』(集英社)を立ち読みしていると、しばらくしてワタシより年上とみられる男性がやって来て、同じく『こたえあわせ~』を手にとって読み始め、レジに向かったのでビックリ。購入後、やがてまたこちら側に歩いてきたのでどんな人かと見たら、南海ホークスのキャップをかぶっていた。1988年、昭和最後の年にダイエーに身売りした南海はのロゴは、見るとノスタルジックな気持ちになる。まさかこんなキャップがいま、販売されてるとは。このロゴマークがすぐ南海ホークスとわかるベースボールファンは少なくなってきているはず。それにしてもなぜ男性は南海ホークスのキャップをかぶっていたのか。その理由を聞きたいところだったが追いかけて尋ねるわけにもいかず、おそらく昔ファンだった人、と予想して自分を納得させる。
🥎日本プロ野球、パ・リーグで3本の満塁本塁打が飛び出す。日本ハム×楽天戦では4回表に楽天・村林一輝、5回裏に日本ハム・万波中正が満塁弾。両チーム満塁本塁打の応酬は、2024年6月21日に今日と同じエスコンフィールドでの日本ハム×楽天戦で、日本ハム・レイエスと楽天・フランコが打って以来18度目(パ8度、セ9度、交流戦1度)。今回は村林がスコア2-3から、万波が4-6からで、いずれも逆転弾。「逆転満塁弾」の応酬は史上初めて。また、西武×ロッテ戦では3回裏に西武・ネビンが来日初の満塁弾。西武の選手が満塁本塁打を打ったのは2021年中村剛也以来なんと4年ぶり。チーム4年ぶりの満塁弾は、2リーグ制後では最長タイのブランク記録。そして今季は前日まで1本も満塁弾が出ていなかった、という報道には驚き。1日3本以上の満塁弾は2023年5月14日に阪神・佐藤輝明、広島・マクブルーム、中日・村松開人が打って以来21度目(4本1度、3本20度)。パ・リーグの3人で記録したのは、2010年6月20日に日本ハム・小谷野栄一と金子誠、西武・細川亨が打って以来15年ぶり4度目、とのこと。
🏆日付変わって5月11日、東京・両国国技館で大相撲五月場所が開幕。今場所は大関・大の里の綱とりなるか焦点。初日は先場所敗れた東前頭筆頭・若元春と、2日目は先場所優勝決定戦を戦った東小結・髙安との対戦が組まれた。初土俵から所要13場所で横綱昇進を果たせば、故郷・石川の大先輩・輪島の21場所を更新し、年6場所制となった1958年以降初土俵で最速となるが、最初のチャンスを生かせるか。また、新横綱だった先場所を途中休場した豊昇龍にも注目。こちらは初日、過去6勝6敗の西小結・若隆景、2日目は過去12勝2敗の若元春と対戦する。今場所の結果次第では外野からの声がうるさくなるのが確実。七月場所、ワタシがシナリオを書くなら、髙安が全勝で悲願の初優勝、その髙安に惜敗しただけで14勝1敗の大の里が場所に横綱昇進、豊昇龍は髙安と大の里に敗れるも13勝2敗で横綱としての面目を保つ。この妄想が現実となることはまずないでしょうが、しばらくはその気分でいます。
……書き始めは深夜2時前でしたが、現在の時刻は深夜3時半になるところ。なんやかやで時間を喰ってしまいました。このあと、少し本を読んでから寝ます。