先月以来、2度目となる「開運!なんでも鑑定団」ネタでいきます。今朝(5/13)の朝刊のラテ欄を見て、またワタシはすぐにタイマー録画をしました。そこには、こう記されていたのです。
「野球史に輝く!伝説の〝巨人軍V9〟激闘球に超絶鑑定額!!」
これはベースボールファンにとって大いに興味をそそられます。巨人のV9が達成されたのは1973(昭和48)年なので今からもう52年前のこと。この〝激闘球〟とは何を指すのか。おそらくは日本シリーズ9連覇達成の最後のボールだろう、と予想しながらビデオを見ました。
依頼人は十種競技で東京オリンピックに出場し、巨人にトレーニングコーチとして入団した鈴木章介さん。思ったとおり、〝お宝〟は1973年11月1日、南海との日本シリーズ第5戦で5-1で勝利し、4勝1敗でV9を達成したときのウイニングボールでした。
この試合にベンチ入りしていた鈴木さんは、最後のボールを捕球したレフト・髙田繁に「そのボール俺にくれ」と言ってもらったそうです。川上哲治監督をはじめ、長嶋茂雄、王貞治ら計21人の選手たちから書いてもらったサインも書かれています。もう、歴史的な一品であることは間違いありません。
鑑定結果は、1000万円でした。まあそれぐらいの価値はありますよ。大いに納得です。スポーツ関連でこの額を上回る〝お宝〟が今後出てくるでしょうか。「鑑定団」のラテ欄には毎回注目しないといけませんね。