大相撲五月場所は今日(5/21)が11日目。初の綱とりに挑む大関・大の里が苦しみながらも初日から11連勝を飾りました。
大の里の対戦相手は取組前まで2敗と好調の西小結・若隆景。過去の対戦成績は2勝2敗の五分で、難敵です。大の里は横綱昇進へ、若隆景は大関への足固めへ、両者とも負けられません。
ワタシはリアルタイムで見ることができなかったので、しばらくしてから動画で確認。目が離せない展開となりました。立ち合いすぐ、若隆景が大の里の動きを止めていい体勢をつくります。大の里は防戦一方。若隆景にもろ差しを許し、絶体絶命です。大の里、万事休す──。そう思った人がほとんどだったのではないでしょうか。
しかし、大の里は押し込まれながらも右上手をつかんで最後まで離さず、若隆景の下手投げをしのぐと、土俵際で体を預けて寄り倒し。きわどい勝利でした。
いやあ~大の里、危なかったですね。それでも、前日まで4人いた2敗勢が横綱・豊昇龍ひとりとなり、4度目の優勝と横綱昇進が現実味を帯びてきました。残り4日、大の里には勝ち続けてもらいましょう。全勝優勝で誰もが納得の横綱昇進。その可能性は十分あるとみます🏆