6月がスタートしました。日本時間6月1日は米国時間5月31日。区切りということで、今回は以前からチェックしていたメジャーリーグのロッキーズについて取り上げます。
大谷翔平、山本由伸らが所属するドジャースと同じナショナル・リーグ西地区のロッキーズは今シーズン、悲惨なスタートを切りました。開幕からの星取表は以下のとおり。
[3月]
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[4月]
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[5月]
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開幕2戦目に勝利したものの、その後6連敗。3月は1勝3敗、4月は4勝22敗、5月は4勝24敗と、まあ見事な負けっぷりです。連勝したのは4月30日~5月1日の一度だけ。5月を終えてトータルは9勝49敗と40の負け越し、勝率はわずか.155でしかありません。
162試合で換算すると、今シーズンのロッキーズは25勝137敗となり、昨季のホワイトソックスが記録した20世紀以降ワーストの121敗(41勝)をはるかに上回ります。さらにはメジャー史上ワーストの1899年クリーブランド・スパイダーズの134敗(20勝)をも更新するペース。現時点でチーム打率(.216)、チーム失点(364)ともメジャーワーストとあっては、なかなか浮上のきっかけをつかむのは難しそうです。
このままロッキーズは〝史上最弱チーム〟という不名誉な称号を手にすることになってしまうんでしょうか。レギュラーシーズンは残り104試合。ワタシはいっそのこと、とことん〝負の記録〟をつくるのもありかな、と思っています。