日付け変わって6月3日、日本プロ野球2025セ・パ交流戦が開幕。6月22日まで、各カード3試合、全108試合が行われます。
交流戦は2005年に始まり、今季でちょうど20回目(2020年はコロナ禍で中止)。2005~08年はパがかろうじて勝ち越し、2009年は初めてセが勝ち越しました。が、2010~19年の10年間はパがすべて勝ち越すなど圧勝。セはやられっぱなしでしたね。
その後、中止をはさんで2021年に再開されて以降の対戦成績は以下のとおりです。
2021年 セ 49勝48敗11分け 優勝:オリックス(2回目)
2022年 セ 55勝53敗 優勝:ヤクルト(2回目)
2023年 パ 54勝52敗2分け 優勝:DeNA(初)
2024年 パ 53勝52敗3分け 優勝:楽天(初)
この4年はセ、セ、パ、パの順で勝ち越していますが、いずれも僅差。優勝もセ・パ2チームずつで、4年間のトータルの勝敗は208勝208敗とまったくの五分です。ここまで接戦が続くようになったのは何か理由があるんでしょうか。ワタシにはわかりません。
今季の開幕カードと予告先発は以下のとおり。まずはパのチームのホームゲームとなります。
日本ハム(古林睿煬)×阪神(才木浩人)/エスコンフィールド
楽天(M.ヤフーレ)×DeNA(東克樹)/楽天モバイル
西武(隅田知一郎)×ヤクルト(P.ランバート)/ベルーナドーム
ロッテ(石川柊太)×巨人(井上温大)/ZOZOマリン
オリックス(九里亜蓮)×広島(玉村昇悟)/京セラドーム大阪
ソフトバンク(有原航平)×中日(涌井秀章)/みずほPayPay
6月3日は全国的に雨の予報となっています。ドームでない楽天×DeNAとロッテ×巨人が中止になるかもしれませんね。
今季の交流戦の見どころはいろいろありますが、データ&記録好きとしては以下の3点に注目します。
🥎交流戦は2015年に18試合制になって以降、優勝チームの最多勝ち星は2022年のヤクルトで14勝4敗。今季はこれを上回るチームが現れるか
🥎2023年DeNA、2024年楽天と、最近2年は交流戦初優勝が続いている。まだ交流戦で優勝のない阪神、中日、広島、西武の4チームがこの流れにのって初優勝といくか
🥎昨季交流戦でMVPに輝いた水谷瞬(日本ハム)は、交流戦史上最高打率(4割3分8厘/64打数28安打)を記録したが、史上初の交流戦全試合安打は惜しくもならなかった(開幕から15試合でストップ)。今季、達成する選手が出てくるか
……現在の時刻はワタシにしては早い深夜2時台。ただ、けっこうな眠気に襲われています。上記のほかにも、大記録、快記録が数多く見られることを期待して、寝ます。