その前に、まずはプロボクシングから。今日(6/8)、東京・有明コロシアムで行われたWBC・IBF世界バンタム級王座統一12回戦は、WBC世界バンタム級王者・中谷潤人がIBF世界同級王者の西田凌佑に6回終了TKO勝ちし、初の王座統一に成功しました。
中谷は30戦全勝23KO、西田は10戦全勝2KO。ともに全勝の日本人王者対決は、primevideoでライブ配信されるとあり、ワタシはリアルタイムで見るつもりでした。しかし、家族の了承を得られなかったので、先ほど録画で視聴したところです。
試合は開始から激しい打ち合いになりました。が、5回に偶然のバッティングで西田の右目上が腫れ上がり、徐々に中谷が主導権を握ります。西田の右目はほぼふさがった状況。痛々しかったですね。そして6回終了後、西田が右肩を脱臼したため試合を止められ、中谷のTKO勝利で決着。西田には気の毒としかいえませんが、あの状態では勝負がつくのも時間の問題でしたね。
中谷はこれで31連勝24KOと無敗レコードを更新。今後はスーパーバンタム級に階級を上げるようです。となると、否が応でも期待されるのは4団体統一同級王者・井上尚弥(30戦全勝27KO)との大一番。今日の会場には井上も大橋秀幸会長とともに来ていました。怪物同士のビッグマッチは避けて通れないんでしょうか。もし実現するなら、ワタシは2月にもかいたとおり、両者にとってベストタイミング&最高のコンディションでやらせたい。それだけです。
さて。今回のメインはプロ野球セ・パ交流戦です。2カード目の最終戦は、セ・リーグのチームが6試合に全勝しました。いずれもセのチームが先制し、DeNA×日本ハム戦以外はそのまま逃げ切り勝ち。ホームのファンは気分よく帰宅の途についたと思われます。
巨人(セ4位)5-0楽天(パ5位)
ヤクルト(セ6位)4-2ソフトバンク(パ3位)
DeNA(セ2位)5-4日本ハム(パ1位)
中日(セ5位)3-0ロッテ(パ6位)
阪神(セ1位)8-1オリックス(パ2位)
広島(セ3位)10-0西武(パ4位)
6月4日の交流戦ではパ・リーグのチームが6戦全勝。そのとき、ワタシは〈6月5日、セがやり返したら面白いんですけどどうでしょうか〉とかきましたが、日にちが少し遅れたものの、わずか4日後に〝おかえし〟したわけです。
セ・リーグのチームが交流戦で全勝したのは2008年6月18日、2014年6月15日、2018年6月9日に次いで7年ぶり4度目(パ・リーグは過去6度)。同一シーズンに2度は2006年5月12日と6月7日にパが全勝して以来2度目で、セ・パそれぞれがマークしたのは今回が初めてとなりました。
交流戦は残り4カード。また全勝の応酬が見られたら面白いですね。