またベースボールネタかよ、とツッコまれるのを承知の上で、今回は大谷翔平を取り上げます。
ドジャース・大谷は現地時間6月22日(日本時間6月23日)、本拠地ドジャースタジアムでのナショナルズ戦に「1番・投手兼指名打者」で出場。右肘の手術から復帰後2度目の先発マウンドで1回を無安打無失点に抑え、打っては第4打席で3点適時三塁打、第5打席で8試合ぶりとなる26号2ランを放つなど、4打数2安打5打点3得点でチームの大勝(13-7)に貢献しました。
投手・大谷の投球内容です。
1番・エイブラハム ①156.4キロ 一塁ゴロ
2番・ウッド ①132.9キロ 見逃し
②135.7キロ 見逃し
③146.9キロ ボール
④137.6キロ ボール
⑤131.9キロ ショートフライに打ち取るもベッツが落球、1死一塁
3番・ガルシア ①133.1キロ ファウル
②151.8キロ ボール
③157.7キロ ボール
④149.7キロ ファウル
⑤138.2キロ 空振り三振
4番・ロー ①156.6キロ 見逃し
②157.9キロ ファウル
③159.0キロ ボール
④135.0キロ ファウル
⑤157.9キロ ファウル
⑥146.5キロ ボール(ワイルドピッチで一塁走者ウッドは二塁へ)
⑦142.1キロ 空振り三振
復帰後初登板となった前回は1イニング28球を投げ、打者5人に被安打2の1失点で奪三振はゼロとピリッとしませんでしたが、今日は無安打無失点、奪三振2と好投。最速は時速159キロ、ストライク率が前回の57%から67%へ上昇したこともあり、球数も18球と前回より大幅に減りました。ワタシはリアルタイムで見ていませんが、どうやらまったく危なげなかった感じですね。
そして打者・大谷の結果は以下のとおり。
[第1打席]1回先頭打者 空振り三振
[第2打席]3回2死二塁 空振り三振
[第3打席]6回無死二塁 四球
[第4打席]7回無死満塁 一塁線を破る走者一掃の3点タイムリー三塁打
[第5打席]8回1死一塁 左中間へ2ラン本塁打
第5打席の本塁打は今季26号で、日米通算299号。松井秀喜、福留孝介に続く史上3人目の日米300号に王手をかけました。大谷にはぜひ日米通算600号を達成してほしい。ワタシはその可能性が十分あると思います。
大谷が登板試合で本塁打を放ったのは、エンゼルス時代の2023年8月23日レッズ戦以来、通算12度目(13本目)。1試合5打点以上は5月15日アスレチックス戦(6打点)以来メジャー通算6度目で、登板試合の打点では2023年5月15日オリオールズ戦の3打点を上回る自己最多となりました。
ドジャースは79試合を消化した今日の時点で、2位ジャイアンツに3.5ゲーム差をつけてナショナル・リーグ西地区首位を走っています。あと2試合でレギュラーシーズン162試合の折り返し。大谷の打撃成績はどうなっているでしょうか。シミュレートするのが楽しみです。