早くも6月ラスト・デイ。2025年も残り半分とは信じられませんね。すでに汗かきにはすさまじくしんどい状況になっていますが、本番はこれから。なんとか無事に乗り切れることを願うのみです。
さて。今回は今月2度目となるメジャーリーグ、コロラド・ロッキーズを取り上げます。昨季まで2年連続シーズン100敗を記録しているロッキーズは、今季も開幕直後から異常なまでの負けっぷりで、ナショナル・リーグ西地区最下位にどっぷりと沈んでいました。
5月を終えた時点のロッキーズの成績は9勝49敗と40の負け越し。勝率はわずか.155でした(こちら)。では、今月の勝敗はどうだったでしょうか。現地時間6月30日、ロッキーズは移動日で試合がないので、6月の月間成績をみてみましょう。
[6月]
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26試合を戦い、10勝16敗。今季初の3連勝、4連勝もあり、3月の1勝3敗、4月の4勝22敗、5月の4勝24敗に比べればだいぶマシになりましたが、トータルは19勝65敗の勝率.226と、上昇する気配はうかがえません。
このペースでいくと、162試合換算では37勝125敗となり、昨季のホワイトソックスが記録した近代MLBのシーズンワースト記録(41勝121敗)を塗り替えてしまいます。現時点でロッキーズはチーム得点(295)、チーム打率(.227)、さらにチーム防御率(5.50)、チーム失点(516)がいずれもリーグワースト。このままロッキーズは〝MLB史上最弱チーム〟となってしまうのか。残り78試合、ここから巻き返したら痛快ですが、その可能性は低そうです……。