散髪は年1回。

雑記です。

陸上日本選手権男子100メートル、桐生祥秀5年ぶりのV。

 まずは今日7月5日、〝大災害〟が起きなくてよかったですね。予言を気にしていた人は外出せず、家にこもって熱中症にならずに済んだ、なんて展開もあったようで。なにはともあれ、ふだんから防災には気を配ること。これにつきます。

 さて。今日は東京・国立競技場で陸上の日本選手権2日目が行われました。注目はやはり男子100メートル決勝。午後6時半ごろのスタートということでワタシも間に合うように帰宅し、テレビの前に陣取ります。

 今回の男子100メートルは、日本勢で唯一、9月の世界選手権の参加標準記録(10秒00)を突破していたサニブラウン アブデルハキームが右股関節の骨の挫傷の影響もあって予選落ち。さらに、今季日本最速の10秒06をマークしていた優勝候補の柳田大輝がフライングでまさかの失格、9秒95の日本記録保持者・山縣亮太が準決勝敗退と、波乱が相次いでいました。

 そんな中、決勝に進出したのは以下の8人。

レーン 氏名  準決勝のタイム
〈2〉木梨嘉紀  10秒24
〈3〉桐生祥秀  10秒21
〈4〉小池祐貴  10秒16
〈5〉多田修平  10秒19
〈6〉守 祐陽  10秒20
〈7〉井上直紀  10秒22
〈8〉大上直紀  10秒25
〈9〉関口裕太  10秒24

 オリンピック出場経験のある桐生、小池、多田ら経験豊富なベテラン勢と、木梨(筑波大)、守(大東文化大)、井上(早大)、関口(早大)の大学生4人が激突する展開です。ワタシは本命・多田、対抗・小池とみていました。その予想は大外れとなります。

 レースを制したのは、今年12月で30歳となる桐生でした。これが2020年以来5年ぶり3度目の優勝。タイムは10秒23と平凡ながら、接戦を抜け出しました。後半の走りは見事のひと言。フィニッシュ後は左人さし指を突き上げて雄たけびを上げ、テレビで見ていたワタシもうれしくなりました。

 男子100メートル決勝の結果です。

順位 氏名     タイム
①  桐生祥秀 10秒23
②  大上直紀 10秒28
③  関口裕太 10秒28
④  井上直紀 10秒28 
⑤  小池祐貴 10秒30
⑥  多田修平 10秒30
⑦  守 祐陽 10秒33
⑧  木梨嘉紀 10秒35

 ワタシが本命・対抗に予想した小池・多田はそれぞれ5位、6位。彼らを含め、全員が準決勝よりタイムを落としたのは、決勝ならではの重圧、なんでしょうね。

 なお、今大会で世界選手権東京大会の代表内定を得るには、参加標準記録(10秒00)の突破と3位以内に入ることが絶対条件でしたが、該当選手はなし。まだ多くの選手にチャンスは残されています。代表枠は3。誰が手にすることになるのか。ワタシはウサイン・ボルト級のランナーがいきなり現れることを密かに期待しています。

レース後にテレビ画面から撮影しました。桐生、いい笑顔です。