広島・髙とベイ・宮﨑の20球。
本来ならば前日にネタにするべきものでしたが、今朝(8/22)のスポーツ紙を読むまで気づかず、ワタシとしたことがスルーしてしまっていました。データ&記録好きとしては不本意ながら、1日遅れで取り上げます。
8月21日、横浜スタジアムで行われたDeNA×広島の20回戦、5-0と広島がリードして迎えた7回表、1死一塁。広島の先発・髙太一とDeNAの4番・宮﨑敏郎が、この日3度目の対戦ですさまじい〝名勝負〟を繰り広げました。宮﨑がなんと20球目を本塁打したのです。日刊スポーツのサイトからその勝負を振り返ってみましょう。
① 129km/h カットボール 見逃し
② 132km/h チェンジアップ ファウル
③ 133km/h チェンジアップ ボール
④ 146km/h ストレート ファウル
⑤ 145km/h ストレート ファウル
⑥ 129km/h カットボール ファウル
⑦ 136km/h カットボール ボール
⑧ 145km/h ストレート ファウル
⑨ 130km/h チェンジアップ ボール
⑩ 131km/h カットボール ファウル
⑪ 145km/h ストレート ファウル
⑫ 145km/h ストレート ファウル
⑬ 133km/h カットボール ファウル
⑭ 147km/h ストレート ファウル
⑮ 145km/h ストレート ファウル
⑯ 145km/h ストレート ファウル
⑰ 128km/h チェンジアップ ファウル
⑱ 138km/h カットボール ファウル
⑲ 144km/h ストレート ファウル
⑳ 145km/h ストレート 左本
10球連続ファウル後にホームランとは、まさに打ちも打ったり、投げも投げたり。現場にいたファン(観衆3万2373人)はいいものを見ましたね。
広島の髙は降板する7回までに87球を投げましたが、うち20球が宮﨑の第3打席でした。〝たられば〟ですが、宮﨑をあっさり打ちとっていたら、髙は100球以内で完封する「マダックス」を達成していた可能性が非常に高かったでしょうね。
日刊スポーツの記事によると、〈1打席で20球以上投げさせたのは24年9月22日矢野(広島)の22球に次いで2人目。矢野は涌井(中日)と対戦して22球目に四球を選んだ。粘って打った本塁打には21年石原(広島)の17球目や68年キーオ(南海)01年鈴木健(西武)の15球目があったが、20球以上は初めてだ〉とのこと。涌井秀章-矢野雅哉の22球は、1打席の最多投球数のNPB記録になります。
ワタシがファウル、ファウルで個人的に記憶に残っているのは、1970年代後半に活躍した巨人のサウスポー、新浦壽夫です。しかも、投手ではなく打者として。そこで今回、調べてみたらそれは1977年5月31日の巨人×中日戦でした。打者・新浦は中日の2番手・戸田善紀から12球連続ファウル。最後はカウント2-2から17球目で三振しましたが、いまだによ~く覚えています。
こうしてみると、今年8月21日は「記録の宝庫日」でしたね。「髙-宮﨑の20球」以外にも、ワタシが前回取り上げたロッテ・山口の4打席連続本塁打、巨人・田中の日米通算199勝目、さらにオリックス・中川圭太の4試合連続本塁打もありましたから。
またこんな日が訪れてくれることを期待して、今回は締めます。
