大の里、2場所ぶり5度目の優勝。
大相撲九月場所は今日(9/28)が千秋楽。優勝は、前日まで13勝1敗の大の里と12勝2敗の豊昇龍、両横綱の直接対決で決まることになっていました。どちらも横綱としての初優勝がかかるということで、気合いが入っていたと思われます。
両者の過去の対戦成績は豊昇龍6勝、大の里2勝(不戦勝1含む)で、最近1年間も豊昇龍が3勝1敗とリード。本割では、そのデータどおり、豊昇龍がもろ手突きから一気に押し出し、圧勝します。大の里は何もできず、合口の悪さがもろに出た感じでした。
豊昇龍が勝って13勝2敗と大の里に並んだため、これで優勝決定戦となることが決定。ワタシは本割を見るかぎり、豊昇龍が連勝して大逆転優勝を飾るものと予想していました。が、そう単純にはいかなかったですね。
優勝決定戦、大の里の動きは本割とは別人。土俵際でもつれながら豊昇龍を寄り倒し、物言いがつきましたが行事軍配どおりできわどい勝負を制しました。
これで大の里は2場所ぶり5度目の優勝。幕内11場所なので優勝確率は45.5%になります。この数字は大鵬の46.4%(幕内69場所で優勝32度)に次ぎ、朝青龍(幕内55場所で優勝25度)と並ぶ2位タイ。これからもまだまだ伸ばしていきそうです。
一方の豊昇龍は横綱初優勝に一歩届かず。今場所は初日から11連勝しただけに、悔しさはひとしおでしょう。今後は「大の里1強時代」でなく、「大豊時代」と呼ばれるよう、早く結果を残したいところ。十一月場所での雪辱が期待されます。
データ的なことにふれると、千秋楽に横綱同士の対戦で優勝が決まるのは12勝2敗の相星決戦となった2020年三月場所の白鵬-鶴竜(優勝は白鵬)以来、5年半ぶり。さらに横綱同士による優勝決定戦は、2009年一月場所の朝青龍-白鵬(優勝は朝青龍)以来、実に16年ぶりでした。
やはり、強い横綱同士で賜盃を争うのが大相撲本来の姿といえます。その意味では今場所、大いに楽しめました。近々、大の里と豊昇龍の千秋楽全勝相星決戦がみられることを願って、今回は締めます。
