ワールドシリーズ&日本シリーズ第1戦、ブルージェイズと阪神が先勝。
MLBのワールドシリーズとNPBの日本シリーズ。日米ベースボールの頂上対決が始まりました。また今季も熱い1週間になりそうです。
まずはワールドシリーズから。現地時間10月24日(日本時間10月25日)、カナダ・トロントのロジャースセンターで行われたブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)の第1戦は、予想に反してブルージェイズが大勝しました。
試合は2回表にドジャースがエンリケ・ヘルナンデスのタイムリーで先制し、3回表にも追加点を挙げて2-0とリード。このままドジャースペースで進むかと思われましたが、4回裏にブルージェイズがドールトン・バーショの2ランで同点に追いつきます。
6回裏、ブルージェイズはドジャースの先発ブレイク・スネルから四球、安打、死球で無死満塁とすると、代わったエメット・シーハンをとらえ、アーニー・クレメントのタイムリー、押し出し四球、アンドレス・ヒメネスのタイムリーで5-2と一気に勝ち越し。さらに1死満塁となって代わったアンソニー・バンダから代打アディソン・バージャーが満塁本塁打を放ち、9-2とします。アレハンドロ・カークも2ランを放ち、この回だけで9得点。スコアは11-2となり、勝負はほぼ決しました。
ドジャースは7回表1死一塁、大谷翔平がカーブを右翼へワールドシリーズ初本塁打となる2ランを放ちますが、さすがに逆転するにはしんどい点差。今日の大谷は第1打席から空振り三振、一ゴロ、見逃し三振、2ラン本塁打、四球の4打数1安打1本塁打2打点でした。試合ははそのまま11-4でブルージェイズが勝っています。
【ワールドシリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)
第1戦 Hブルージェイズ○11-4●ドジャースA
MLBが3地区制となった1995年以降のワールドシリーズ全30回をみると、初戦を制したチームがシリーズを制したのは24回。優勝確率は80%です。初戦を落としたチームがシリーズを制したのは6回だけ。さらに、連敗スタートで逆転したのは1996年のヤンキースのみ(ブレーブスに●●○○○○)とあって、ドジャースは第2戦に敗れるようだと、データ的には今世紀初のワールドシリーズ連覇が厳しくなってきます。
その第2戦、ドジャースは山本由伸が先発。なんとしても勝って1勝1敗のタイに持ち込み、本拠地ドジャースタジアムでの第3戦を迎えたいところです。山本はブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で完投勝利を収めています。ドジャースは中継ぎ陣が頼りないので、山本には今回もできるだけ長く投げてほしい。期待しましょう。

そして日本シリーズは阪神とソフトバンクの顔合わせ。第1、2戦の舞台はソフトバンクの本拠地みずほPayPayドーム福岡です。
試合は1回裏、ソフトバンクが4番・近藤健介のタイムリーで先制。その後は阪神・村上頌樹、ソフトバンク・有原航平の両先発投手が無失点ピッチングを続け、中盤戦に入ります。阪神は6回表、1番・近本光司、2番・中野拓夢の連打と盗塁で無死二、三塁の好機をつくると、3番・森下翔太の遊ゴロで同点。さらに4番・佐藤輝明の右中間へのタイムリーツーベースで勝ち越し、2-1と逆転に成功します。
阪神・村上は7回1失点と好投して降板。2回以降は点を取られる気がしなかったですね。8回裏は2番手・及川雅貴が2死二塁としたところで3番手・石井大智にスイッチ。代打・山川穂高に四球を与えるも、7番・野村勇を左飛に打ち取りピンチを脱します。石井は9回も続投し、2死から安打、打撃妨害で得点圏に同点の走者を背負いましたが、最後は3番・柳町達をセンターフライ。1点差を守り切り、2-1で阪神が初戦をモノにしました。
終わってみれば、阪神の強さが際立った試合でしたね。阪神は福岡で行われた日本シリーズの試合で過去7戦7敗だったので、8試合目にして初勝利。2年ぶり3度目の日本一へ、まずは幸先のいいスタートを切ったといえます。
【日本シリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)
第1戦 Hソフトバンク●1-2○阪神A
こちらもここでデータをみてみましょう。過去75度のシリーズで先勝チーム(△○を含む)は46度優勝しており、V確率は61%。アウェイで先勝は過去32度のうち23度優勝でV確率は72%になります。阪神の第1戦勝利は1962、1985、2014、2023年に次いで5度目。ホームで勝利の1962、2014年はV逸も、アウェイで勝った1985、2023年は日本一と、なんとも心強い。今回も継続できるか、注目です。
