早くも一年納めの場所。日付け変わって11月9日、福岡国際センターで大相撲十一月場所が開幕します。
十一月場所は例年、年間最多勝争いが見どころのひとつでした。が、今年は九月場所の14日時点で横綱・大の里が初の年間最多勝を決めています。実際、今年の大の里は強かった。今年の星取表は以下のとおりです。
一月場所 大関 ●○○●●○○○○○●○●○○ 10勝5敗
三月場所 大関 ○○○●○○○○○●○○●○○ 12勝3敗🏆
五月場所 大関 ○○○○○○○○○○○○○○● 14勝1敗🏆
七月場所 横綱 ○○○●○○○●○●○○●○○ 11勝4敗
九月場所 横綱 ○○○●○○○○○○○○○□● 13勝2敗🏆
ここまで5場所中3度の優勝。今場所は年6場所制になった1958年以降、史上10人目の年間4度目の優勝に挑むことになります。過去の達成者9人は、全員が通算10度以上の優勝を誇る名横綱ばかり。
大鵬(優勝32回) 1962、1964、1966(5度)
北の湖(優勝24回) 1978(5度)
千代の富士(優勝31回)1982、1985、1986(5度)、1988
曙(優勝11回) 1993
貴乃花(優勝22回) 1994、1995、1996
武蔵丸(優勝12回) 1999
朝青龍(優勝25回) 2004(5度)、2005(6度)、2006
白鵬(優勝45回) 2007、2008、2010(5度)、2011、2013、2014(5度)
照ノ富士(優勝10回) 2021
ワタシは大鵬以外の8人はリアルタイムで見ています。当時のことが思い出されますね。遅かれ早かれ、大の里もここに名を連ねることになるのは、間違いないでしょう。
十一月場所、大の里は初日に西小結・髙安、2日目に東前頭筆頭・伯桜鵬と対戦します。髙安には過去3勝2敗ながら初顔合わせから連敗、伯桜鵬には1勝2敗で現在連敗中といずれも難敵。年間4度目の優勝は、序盤をどう乗り切るかがポイントになりそうです。
……大の里は幕内11場所で5度の優勝。横綱として初の優勝を果たした九月場所に続いて今場所も賜杯を抱けば、優勝確率は12場所で6度と5割に達します。対照的に、大の里が初日に対戦する髙安は幕内85場所で優勝ゼロ。データ&記録好きとしては大の里に注目する一方、髙安の悲願の初優勝を願う自分がいます。髙安が大の里に勝ったら、今度こそ期待していいかもしれませんね。
