書き始めが4時近し。我ながら遅すぎですね。土曜日もいろいろあるので、今回もサクッといきます。
ワタシの愛読誌のひとつ『週刊文春』では今、司馬遼太郎原作の連作短編集『新選組血風録』を、森秀樹の作画で連載中です。もちろん毎号、読んでいます。現在発売中の10月3日号は「海仙寺党異聞」の第2話。ただ、ワタシは新選組に興味はありますが、マニアというほどではなく、『新選組血風録』も読破していません。ウィキペディアによると、「海仙寺党異聞」のあらすじは次のとおりです。
〈長坂小十郎は同郷の中倉主膳の紹介で入隊した。その中倉は情婦の密通相手に斬られて醜態をさらし、士道不覚悟として切腹させられる。行きがかり上、長坂はさほど親しくもなかった中倉の仇を討つ羽目に陥る。〉
その長坂小十郎が、どう見てもバイきんぐの小峠英二そっくりなのです。作画の森秀樹があえてそう描いたんでしょうね。そして第2話ではなんと、小十郎に心の声で「なんて日だ!」と言わせています。ここまでくると確信犯ですね。笑うしかありません。
どうやら「海仙寺党異聞」は異色の回のようです。小十郎が小峠ばりのツッコミを入れても違和感がない気がします。次号以降が楽しみです。