まずはＭＬＢから。現地時間10月20日（日本時間10月21日）、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ、ドジャース×メッツはドジャースが10－５でメッツを破り、対戦成績４勝２敗で４年ぶり25度目のリーグ優勝を決めました。
すでにアメリカン・リーグはヤンキースが2009年以来、15年ぶり41度目のリーグ優勝を決めています。ワールドシリーズでドジャースとヤンキースのが対戦するのは、1981年以来43年ぶり12度目（ヤンキース８勝、ドジャース３勝）。ポストシーズンの顔合わせとしてはワールドシリーズ以外も含めてヤンキース×ガーディアンズの７度、ヤンキース×ジャイアンツの７度に大きく差をつけて最多となります。
日本のファンにとってはもう言うことなしの好カードといっていいでしょう。ドジャースには大谷翔平と山本由伸、ヤンキースには日本でも人気あるアーロン・ジャッジがいます。今季、大谷は54本塁打＆130打点、ジャッジは58本塁打＆144打点でともに本塁打・打点の二冠を獲得。日本でもすさまじい盛り上がりを見せそうですね。
そして、ワタシにとっては朗報が届きました。なんと、フジテレビがワールドシリーズ全試合を生中継すると発表したのです。ＢＳ放送が見られないワタシにとって、これは非常にありがたい。今季のワールドシリーズの日程は以下のとおり。
現地時間 日本時間 ホーム アウェイ
第１戦 10月25日㈮ 10月26日㈯ ドジャース ヤンキース
第２戦 10月26日㈯ 10月27日㈰ ドジャース ヤンキース
第３戦 10月28日㈪ 10月29日㈫ ヤンキース ドジャース
第４戦 10月29日㈫ 10月30日㈬ ヤンキース ドジャース
第５戦 10月30日㈬ 10月31日㈭ ヤンキース ドジャース
第６戦 11月１日㈮ 11月２日㈯ ドジャース ヤンキース
第７戦 11月２日㈯ 11月３日㈰ ドジャース ヤンキース
平日はリアルタイムで見るのはなかなか難しいので、最終第７戦までいくことを願っています。
続いて日本プロ野球です。今日、東京ドームでセ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ、巨人×ＤｅＮＡの第６戦が行われ、今季レギュラーシーズン３位のＤｅＮＡが３－２でリーグ優勝の巨人に逆転勝ちし、対戦成績を４勝２敗として2017年以来、７年ぶり４度目の日本シリーズ出場を決めました。
日テレで生中継されたこのゲーム、ワタシは帰宅後の７回からテレビ観戦。この時点で２－２の同点でした。お互いにチャンスを生かせず最終回へ。ヒリヒリした展開でしたね。９回表、ＤｅＮＡは巨人の６番手・菅野智之を攻め、２死三塁から２番・牧秀吾が三遊間を破り、ついにリードを奪います。
その裏、巨人は三者凡退でゲームセット。2012年以来となる３連敗後の３連勝はなりませんでした。
今季、ＤｅＮＡはレギュラーシーズンで71勝69敗３分け、勝率は.507で勝ち越しはわずか２。日本シリーズ出場チームでは1975年阪急の64勝59敗７分け、勝率.520を下回り、最少勝ち越しと最低勝率となります。また、３位から日本シリーズに進出るのは2010年ロッテ、2017年ＤｅＮＡに次いで３度目。2010年ロッテ以来の３位からの日本シリーズ制覇を目指します。
パ・リーグはソフトバンクの進出が決まっています。ＤｅＮＡとは対照的に、今季のソフトバンクはレギュラーシーズンで91勝49敗３分けの勝率.650と圧倒的強さを誇りました。両チームの勝ち越し差は40、勝率差は.143。これは2017年ソフトバンク（勝ち越し45、勝率.657）とＤｅＮＡ（勝ち越し８、勝率.529）の勝ち越し差37、勝率差.1281を上回る「格差対決」となります。
これでＤｅＮＡがシリーズを制したら痛快ですね。ちなみに前回の対戦時はソフトバンクが初戦から○○○●●○でＤｅＮＡを破り、２年ぶり８回目の日本一に輝きました。
日本リシーズの日程は以下のとおり。
ホーム アウェイ
第１戦 10月26日㈯ ＤｅＮＡ ソフトバンク
第２戦 10月27日㈰ ＤｅＮＡ ソフトバンク
第３戦 10月29日㈫ ソフトバンク ＤｅＮＡ
第４戦 10月30日㈬ ソフトバンク ＤｅＮＡ
第５戦 10月31日㈭ ソフトバンク ＤｅＮＡ
第６戦 11月２日㈯ ＤｅＮＡ ソフトバンク
第７戦 11月３日㈰ ＤｅＮＡ ソフトバンク
去年に続いてワールドシリーズ、日本シリーズの日程が重なりました。ベースボールファンにとってはまた忙しくなりそうです。
