現地時間10月6日(日本時間10月7日)、MLBのポストシーズン第2ラウンド、ナショナル・リーグ(NL)のディビジョンシリーズ(DS)2試合が行われました。
ドジャースタジアムでのドジャース(第1シード/西地区1位)×パドレス(第4シード/西地区2位)は、パドレスの先発、ダルビッシュ有が7回を投げ被安打3、与四球2、奪三振3、失点1の好投。絶好調だったドジャース・大谷翔平を空振り三振、一塁ゴロ、ピッチャーゴロの3打数無安打と完璧に封じ、チームの勝利に大きく貢献しました。大谷は第4打席もタナー・スコットに空振り三振で、9月17日から続いていた連続安打は13試合でストップ。仕切り直し、ですね。
これで対戦成績は1勝1敗。第3戦は現地時間10月8日(日本時間10月9日)、サンディエゴでのペトコパークで行われます。どちらが〝王手〟をかけるか。重要な一戦になるのは言うまでもありません。
それにしても今日のダルビッシュのピッチングはさすがでした。ワタシはリアルタイムで見ることができませんでしたが、映像でチェックしたかぎり、冷静で、38歳のベテランの味をいかんなく発揮。ただ、もうダルビッシュはDSでの登板はないでしょうから、次に投げるとしたらポストシーズン第3ラウンドのリーグ優勝決定シリーズとなります。
大谷のドジャース、初のワールドシリーズ制覇を目指すダルビッシュのパドレス、どちらかはこのDSで敗退するわけで。なんとも悩ましいところです。
NLDSのもう1試合、ペンシルベニア州フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで行われたフィリーズ(第2シード/東地区1位)×メッツ(第6シード/東地区2位)は、ホームのフィリーズがサヨナラ勝ちし、こちらも1勝1敗のタイに持ち込みました。ワタシはアメリカン・リーグを含め、どのカードも最終戦決着になってくれることを望みます。そうなることを願って、今回は早めに締めます。