前日のナショナル・リーグに続き、現地時間10月7日(日本時間10月8日)、アメリカン・リーグのディビジョンシリーズ(DS)第2戦が行われました。
結果はロイヤルズ(第5シード/中地区2位)がヤンキース(第1シード/東地区1位)に、タイガース(第6シード/中地区3位)がガーディアンズ(第2シード/中地区1位)にそれぞれ勝利。ともに対戦成績を1勝1敗とし、これでナショナル・リーグの2カードと合わせ、ディビジョンシリーズの全4カードすべてが1勝1敗となりました。
これはMLBのポストシーズンにディビジョンシリーズが導入されて31シーズン目で初めてのことのようです。全4カードで全勝突破がなかったのは、2021年以来7度目。ディビジョンシリーズは3勝先勝ですから、勝ったほうが〝王手〟をかけることになる第3戦が大事になってきます。
日刊スポーツのサイトに興味を引く記事が出ていました。
〈球場が2-2-1試合で移動する形式となった現行の地区シリーズで、最初の2試合を終えてタイとなった場合、ホームで第3戦と第4戦を迎えるチームは44回中29回(66%)がシリーズに勝利している〉
ということは、4カードともシードが下位のチームがデータ上は有利ということ。ただ、そうなると今季のポストシーズンはまたしても〝下剋上〟になってしまうわけで。それはそれでありですが、ワタシとしてはこのところパッとしない上位シードのチームに今季は勝ち上がってほしい。果たしてどうなりますかね。まずは現地時間10月8日(日本時間10月9日)に第3戦が行われるナショナル・リーグの2カードに注目しましょう。