散髪は年1回。

雑記です。

大谷翔平、PS初戦で3ランHR。

 MLBのポストシーズン(PS)第2ラウンド、ディビジョンシリーズ(DS)が現地時間10月6日(日本時間10月6日)に開幕しました。

 大谷翔平が所属するナショナル・リーグドジャース(第1シード/西地区1位)は、本拠地ドジャースタジアムパドレス(第4シード/西地区2位)との対戦です。当然生中継はBSだろう、と思っていたので、ワタシはネットで追うつもりでした。が、今朝(10/6)の朝刊のラテ欄を見たら、NHK総合で中継するとあってビックリ。ワタシはこの情報を知らなかったので、テンションが上がったのはいうまでもありません。

 家族の了承をとってテレビの前へ。日本時間午前9時39分、ゲームが始まりました。ドジャースは大谷が「1番DH」で先発出場。これが自身初のポストシーズンとなります。まずは1回表、パドレスの攻撃。ドジャースの先発は山本由伸です。なんとなく、ワタシは荷が重いのでは、という気がしていました。そのイヤな予感が外れることを願っていたのですが……。

 山本は、今季3年連続首位打者に輝いた1番ルイス・アラエスにレフト前に運ばれ、捕逸と暴投でいきなり無死三塁のピンチを迎えます。2番フェルナンド・タティスJr.は四球で一、三塁。続く3番ジュリクソン・プロファーのセカンドゴロの間に先制の1点を許しました。さらに4番マニー・マチャドにレフトスタンドに2ランを浴び、いきなりの3失点。アップアップしているように見えました。

 その裏、ドジャースは1番大谷が打席に入ります。これがポストシーズン初打席。パドレスの先発は右腕ディラン・シースです。今朝の日刊スポーツには「第1打席、しっかりと大事にして入りたいなと思います」とコメントした、とあったので、注目していました。結果はカウント2-2から真ん中高めを打ち上げレフトフライ。その後ドジャースは2番ムーキー・ベッツが四球、3番フレディ・フリーマンがライト前ヒットで1死一・二塁としましたが無得点に終わります。

 2回表、パドレスは山本の前に三者凡退。山本は落ち着きを取り戻したか。投球数はここまで40球。ワタシはなんとか5回ぐらいまではいってほしいな、と思ってみていました。

 ドジャースの2回裏は6番ウィル・スミスが四球、7番ガルビン・ラックスがセンター前ヒットで無死一・二塁。しかし、8番トミー・エドマンが空振り三振、9番ミゲル・ロハスがセカンドフライで、得点を挙げるどころか走者を進めることすらできません。

 続く打者は大谷。パドレスの投手はシースのままです。ここで一発打ったらできすぎだな、と思いつつもその期待は高まります。大谷はカウント2-0からの3球目を打ってファウル。左ひざに当たる自打球でヒヤリとしましたがどうやら問題なく打席に入ります。そして4球目、真ん中高め直球をとらえた打球はライトスタンドへ一直線! ポストシーズン初アーチは見事な弾丸ライナーの同点3ランでした。いや~この男はやってくれますなあ。

 これでドジャースに流れがいくと思われましたが、山本は3回表、2死一・三塁から6番ザンダー・ボガーツにレフト線へ二塁打を打たれ、2点を勝ち越されます。山本はこの回で降板。次の出番はやってくるでしょうか。

 スコアは5-3でパドレスがリードし、大谷の第3打席は4回1死一・二塁でめぐってきます。パドレスの投手は2番手の左腕エイドリアン・モレホン。大谷はフルカウントからの6球目、内角高め直球にバットを折られながらもセンター前へ落とし、1死満塁とチャンスを広げます。その後暴投で4-5と1点差。さらに2死満塁から4番テオスカー・ヘルナンデスのセンターへのヒットで大谷とベッツが生還し、ドジャースが6-5と逆転しました。

 ドジャースは5回裏にもパドレスの失策から無死一・三塁とし、ダブルプレイの間に1点を追加。7-5とリードを2点に広げます。試合はこのままドジャースがリードし、最終回へ。パドレスは2死走者なしから安打と四球で一・二塁と粘りましたが最後はドジャースの6番手ブレイク・トライネンがふんばり、マチャドを三振に仕留めてゲームセット。試合時間は3時間36分でした。

 なお、大谷の第4、第5打席はいずれも空振り三振。それでも、ポストシーズン初戦は5打数2安打3打点2得点で、ドジャースの勝利に大きく貢献しました。

 DS第2戦、パドレスダルビッシュ有が先発します。大谷との名勝負をみせてくれるでしょう。

ゲーム終了後のテレビ画面から撮影しました。今後もドジャースが勝ち進んだら、地上波での生中継がまた組まれるのでしょうか。