散髪は年1回。

雑記です。

井上、ドネアに2回TKO勝ちで3団体統一。

 その前にまずはプロ野球セ・パ交流戦、札幌ドームでの日本ハム×DeNA戦から。DeNAの先発、今永昇太が史上85人目、通算96度目となるノーヒットノーランを達成しました。しかも、許した走者は2回2死、清宮幸太郎への四球ひとりだけの準完全試合。9奪三振、投球数117の見事なピッチングでした。

日刊スポーツのサイトからお借りしています。見ていて飽きません。

 今永のノーヒットノーランにはさまざまな特記事項があります。抜き出してみます。

⚾DeNAでノーヒットノーランを達成したのは、前身の大洋時代の1970年6月9日鬼頭洋以来、52年ぶり4人目。まだ達成投手がいない楽天を除くと、DeNAの投手がノーヒットノーランから最も遠ざかっていた。

交流戦で記録したのは、2006年5月25日リック・ガトームソン(ヤクルト)、2012年5月30日杉内俊哉(巨人)に次いで3人目。ガトームソン、杉内とも対戦相手は楽天

⚾許した走者がひとりで達成したのは2018年7月27日山口俊(巨人)以来17人、18度目。走者ひとりだけで完封する「準完全試合」は今年の5月6日大野雄大(中日=1安打)以来48人、51度目で、DeNAでは今永が初めて。

⚾今季のノーヒットノーランは、4月10日佐々木朗希(ロッテ=完全試合)、5月11日東浜巨ソフトバンク)に次いで3人目。1シーズンに3人以上が達成は2012年以来で14度目(最多は1940年の5人)。3ヶ月連続で出たのは、1995年の7月5日西崎幸広日本ハム)、8月26日佐藤義則オリックス)、9月9日テリー・ブロス(ヤクルト)に次いで2度目。

⚾札幌ドームでのノーヒットノーランは初めて。史上最北の球場での達成。

 少し前にも書きましたが、今年の日本プロ野球はここまで〝投高打低〟のシーズンになっています。今日(6/7)を終えた時点で、規定打席到達者の3割打者はセ・リーグが4人、パ・リーグはわずか2人。一方、規定投球回数到達者で防御率1点台はセ・リーグが2人(うちひとりは0点台)、パ・リーグはなんと7人もいます。今後もまだまだ投手の大記録達成が続くかもしれませんね。

 ちなみに今日は、全日本大学野球選手権でも渡部雄大東海大学札幌キャンパス)が環太平洋大戦でノーヒットノーランを達成。いちおう、付け加えておきます。

 さて。今回はタイトルどおり、さいたまスーパーアリーナで行われたプロボクシングWBAスーパー&IBF&WBC世界バンタム級王座統一戦「井上尚弥×ノニト・ドネア(フィリピン)」をメインにいくつもりでした。が、今永のノーヒットノーランについていろいろ調べているうちにけっこうな時間が経過。ただ今の時刻は深夜3時を回ってしまいました。

 ということで結果だけふれます。井上は1回終了間際に右ストレートでドネアからダウンを奪うと、2回にも猛攻。左フックで再びダウンを奪い、1分24秒、レフェリーが試合を止めてTKO勝ちしました。まさかこんなに早く決着するとは。

 この試合、地上波での生中継はなし。リアルタイムで見ることはかないませんでした。ワタシは帰宅後、録画でチェック。そう、家人がprime videoの会員になっていたので、見逃し配信で見ることができたのです!

 井上の強さは圧倒的でしたね。もうスゴすぎる、それしか言えません。これで井上の戦績は23戦全勝20KOとなりました。1993年4月10日生まれで29歳の井上があと何戦やるかはわかりませんが、データ&記録好きとしては、引き分けもなく、無敗のまま引退してほしい。井上ならやってくれるでしょう。

 ……だいぶ疲れてきました。寝ます。

井上×ドネアの新聞広告です。今朝読んだ時点では、prime videoの会員であることをすっかり忘れていました。