帰宅後にまた寝てしまい、書き始めが3時半過ぎ。今週も疲れましたね。サクサクいきます。
WBC韓国戦の前に、やはりまずは3.11から。日付変わって3月11日、東日本大震災の発生と東京電力福島第一原発の事故から今年で12年となります。あれは卯年の出来事だったんですね。時の経つのは早いものです。
その間、国内外で大きな出来事がいくつもありました。しかし、東日本大震災が忘れられていいわけがありません。いまだに行方不明者は数多いし、この1年、遺体発見も身元の判明もないと言います。さらに、被災地の人口減も深刻のようです。ありきたりの言葉ですが、これからも風化させちゃいけませんね。
さて。野球の日本代表、侍ジャパンは3月10日、東京ドームで第5回WBC(World Baseball Classic)の1次ラウンド第2戦に臨み、韓国代表と対戦しました。プレイボールは午後7時8分。ワタシはまたリアルタイムの映像で見ることがかなわず、ネットを駆使して経過を追います。
韓国は初戦のオーストラリア戦に敗れており、日本戦で連敗すると、準々決勝進出がかなり厳しくなります。なりふりかまわず勝ちにくることが予想されました。日本はダルビッシュ有(パドレス)、一方の韓国は日本キラーの左腕キム・グァンヒョンの両投手が先発。初回、ダルビッシュが韓国打線を12球で三者凡退に仕留めると、キム・グァンヒョンも2番・近藤健介(ソフトバンク)、3番・大谷翔平(エンゼルス)から三振を奪うなど、こちらも好調な立ち上がりを見せました。
2回もダルビッシュは11球で三者凡退。いいパースです。キム・グァンヒョンは二塁手の悪送球で1死二塁とされますが、この回のアウトはすべて三振で、2回を投げ終えて早くも5奪三振。データ&記録好きのワタシは、最後までこのペースでいくと日本打線は9回で22〜23個の三振を喫することになるな、とムダな計算をしていました。投球制限(1次ラウンドは65球)があるので、キム・グァンヒョンが最後まで投げることはありえないんですけどね。
試合は3回に動きます。韓国打線がダルビッシュに2ラン本塁打を含む4安打を浴びせ、3点を先取。映像を見ていないのでなんともいえませんが、ダルビッシュはぶっつけ本番に近い調整が影響したのでしょうか。
その裏、日本は先頭の8番・源田壮亮(西武)、9番・中村悠平(ヤクルト)が2者連続で四球を選び、無死一・二塁とすると、1番・ラーズ・ヌートバー(カージナルス)のタイムリーでまず1点。2番・近藤もセンターオーバーの二塁打を放ち、さらに1点を追加します。韓国はキム・グァンヒョンから右腕ウォン・テインに投手を交代。3番・大谷は申告敬遠で無死満塁となり、4番・村上宗隆(ヤクルト)はショートフライに倒れますが、5番・吉田正尚(レッドソックス)がセンター前へ運んで2者が還り、日本は4-3と逆転に成功しました。
4回表、日本はダルビッシュに変え、左腕・今永昇太(DeNA)が2番手として登板。あっさりと三者凡退に抑えます。映像はなくても、ワタシは今永が国際試合で驚異的な三振奪取率を誇り、安定感抜群の成績を残しているのを知っていたので、安心してひと息つきます。
日本も4回裏は三者凡退。この時点で、試合時間は1時間40分が経過と、長時間ゲームになるのは濃厚でした。5回表、今永は安打を二塁打を含む2安打を浴びますが、またヌートバーの好プレイがあったようで、何とか無失点。
何とか突き放したい日本は、5回裏、2番・近藤がライトへソロ本塁打を放ち、5-3とします。こうなると、続く大谷にも豪快な一発を見せてほしい。そうはならなかったものの、二塁打でチャンスを広げ、1死三塁から6番・岡本和真(巨人)の犠牲フライでもう1点追加。6-3とリードを広げます。
……このペースで最後まで振り返るのがしんどくなってきました。あとは手短にいきます。
6回表に韓国は今永からパク・コンウがソロ本塁打を放ち、食い下がりますが、その裏日本は大量5点を追加。スコアは11-4となり、この時点で勝負ありました。日本は7回にも2点を挙げ、13-4。1次ラウンドは7回以降で10点差以上つけばコールドゲームになります。ネットで追うのが疲れていたワタシはそうなってくれることを願いましたが、得点ならず。
試合は続きます。しかし、ここからは〝無風〟でした。8回表裏、9回表の3イニングは両チームとも走者が出ず、ゲームセット。試合時間4時間4分のロングゲームで、時刻は午後11時12分となっていました。
それにしても、まさかこんな大差がつくとは思わなかったですね。韓国に圧勝した侍ジャパンは1次ラウンド連勝で、準々決勝進出に大きく前進。進出はまず間違いないでしょう。日本の1次ラウンド第3戦、11日㊏のチェコ戦は佐々木朗希(ロッテ)が先発。歴史的快投が期待されます。
対照的に惨敗の韓国は、厳しい状況に追い込まれました。2013年、2017年大会に続く1次ラウンド敗退が現実味を帯びています。強さが感じられない最近の韓国、かなり心配です。
なお、前日にTBSで生中継された日本×中国戦の視聴率は41.9パーセントを記録しました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これは今年の箱根駅伝復路(1月3日)の29.6パーセント、同往路(1月2日)の27.5パーセントを抜き、現時点で2023年1位の視聴率、とのこと。WBCでは歴代2位(1位は2006年の第1回大会決勝「日本×キューバ」の43.4パーセント)となります。今日の韓国戦も高視聴率になるのは間違いないでしょう。WBC歴代1位に躍り出る可能性は高いとみます。
現在の時刻は5時を回ってしまいました。寝直します。おやすみなさい。