特に予定のない日曜日。このところ疲れがとれないこともあり、今日(4/21)はとにかくのんびりしようと思っていました。それでも、家にこもりっぱなしもよくないので、近所へ散歩に出ることに。
昼過ぎ、地元の駅の反対側に出て、向かったのは古本屋です。先月にも立ち寄り、店頭の安売りコーナーで文庫本を買ったところ(こちら )。もしかしたら今回もなにかワタシ好みの本があるかもしれない。そんな淡い期待を抱いていました。
到着。店内には入らず、店頭のラックに入った文庫本に目をやります。が、さすがにヒットしません。そうそうないわな、とあきらめかけたその瞬間。最後の列に、まさかの展開が待っていました。ちと大げさですが、ワタシが来るのを待っていたとしか思えません。
その文庫分は、『憧れの大リーガーたち』(集英社文庫)。アメリアの名コラムニスト、ロジャー・エンジェルのメジャーリーグにまつわるエッセイ集です。ワタシの書棚に、彼の書籍は『シーズン・チケット』『球場(スタジアム)へいこう』(ともに東京書籍)が並んでいますが、この本はまだ持っていませんでした。
すぐに手にとり、値段をチェックすると、定価800円がわずか100円。少しコーフンしながら店内に入ると、店番は前回とは別の方でした。購入後はすぐに帰宅。足取りは軽かったですね。さっそく目次を見たら、〝大リーグ(メジャーリーグ、ではなく)〟が熱かった1970年代のエッセイがメイン。ワタシが興味を持ち始めたころです。もう、それだけでワクワクしてきますね。
こうした予期せぬ出合いがあるのが古本のいいところ。これからも古本屋めぐり、続けます。