本来なら前日のネタにするはずでした。4月22日(月)午後11:00からNHK総合で放送された「ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪 セレクション 東洋文庫」です。ワタシはタイマー録画し、帰宅後に見るつもりでいたのですが、いつのまにか寝てしまい、見ることができず。1日遅れで今日(4/23)、視聴しました。
見ようと思ったきっかけは、月曜日朝刊のテレビ欄「ザ・バックヤード選」のサブタイトルに「日本一美しい本棚堪能」とあったため。これは活字人間としては見逃すわけにはいきません。さらに夕刊では、サブタイトルのスペースが増え、「信長やアントワネットゆかりの書物特別公開 日本一美しい本棚堪能」とありました。期待が高まります。
結論からいうと、大いに楽しめました。1924年に開館した「東洋文庫」は、東京・文京区にある東洋学研究図書館のこと。恥ずかしながらワタシはその存在を知りませんでした。ここ、想像以上にスゴいですね。所蔵する書物は約100万冊。国会図書館よりは少ないでしょうが、それでも十分の蔵書数といえます。モリソン書庫と呼ばれる“日本一美しい本棚”も見惚れました。
裏側探訪もなかなか興味深かったです。本の展示に使う「クレードル」と呼ばれる台は手作り。どうやら本によって展示に最適な角度は違うようで。当然といえば当然ですね。
秘蔵の書籍閲覧も驚くばかり。夕刊のサブタイトルにもあった、マリー・アントワネットや織田信長ゆかりの歴史的書物を含め、歌川広重の版画本、坂本龍馬の海援隊が作った和英辞典等々、まさに〝お宝〟でした。
今回出演したのは、博物館好きという芸人、男性ブランコの平井まさあき。ワタシは非常に好感を持ちました。今後、お笑い番組で彼に対する見方が変わりそうです。
……駆け足で振り返りました。「ザ・バックヤード」、これからもテレビ欄をチェックしてビビッっときたら、また録画しようと思います。