散髪は年1回。

雑記です。

WBC、チェコに逆転勝利で無傷の3連勝。

 まあ、負けることは絶対にないと思って見ていました。野球の日本代表、侍ジャパンは3月11日、東京ドームで第5回WBC(World Baseball Classic)の1次ラウンド第3戦に臨み、チェコ代表と対戦。ワタシは自宅でテレビの前に陣取ります。

 プレイボールは午後7時8分。日本は今日も後攻です。初戦の中国戦、2戦目の韓国戦、そしてチェコ戦と、日本はいずれも後攻。先攻後攻はどうやって決まるんでしょうか。ネットで検索したら、「組内の世界ランキングや予選免除の有無などで順番が割り振られており、先攻・後攻の順はあらかじめ決められています」と出ているサイトがありました。う~む。わかったようなわからないような。

 日本の先発は〝令和の怪物〟佐々木朗希(ロッテ)。こういってはチェコに失礼ですが、ワタシは佐々木がチェコに一人の出塁も許さず、規定の投球数(65球)を投げ切ると思っていました。

 その予想はあっさり裏切られます。佐々木は1回表2死からレフト線にツーベースを打たれ、続く打者のショートゴロを中野拓夢(阪神)が悪送球。二塁走者が還り、なんと先制点まで許してしまいました。中野、初スタメンで緊張していましたかね。先に点を取られるとは、まさかの展開です。

 1回裏、日本はチェコの先発右腕オンジェイ・サトリアの前に1番・ラーズ・ヌートバー(カージナルス)、2番・近藤健介(ソフトバンク)が連続三振、3番・大谷翔平エンゼルス)もファーストゴロに倒れて三者凡退。2回も1死満塁のチャンスを生かせず無得点と、決して早くない直球とチェンジアップに苦しめられました。ワタシでも打てそうなのに……と歯がゆかったですね。

 しかし、3回裏に5番・吉田正尚レッドソックス)のレフト線へのツーベースで逆転すると、6番・山田哲人(ヤクルト)にもタイムリーが飛び出し、さらに1点を追加。こうなると止まりません。日本は4回に4点、5回に1点、8回に2点を挙げ、最終的なスコアは10-2。途中、前日に続いてまた4時間ゲームになるかもな、と覚悟しましたが、試合時間は3時間26分でした。

 これで日本は1次ラウンドB組で3連勝。準々決勝進出へ大きく前進しました。12日㊐はオーストラリア代表(2勝0敗)と対戦。日本は満を持して山本由伸(オリックス)が先発します。安心して見ていられそうです。

 なお、今日の試合で日本の勝利投手になったのは先発して3回2/3を投げた佐々木で、5回から3番手で登板し、5回を投げた宮城大弥(オリックス)にはセーブが記録されました。通常、先発投手は5回以上を投げないと勝利投手の権利がありませんから、疑問符が付きます。

 再びネットで検索すると、WBCはシーズン中の公式戦でないので公認野球規則が適用されない、と日刊スポーツのサイトに出ていました。

〈シーズン中の公式戦であれば、先発投手は責任回数の5イニングを投げなければ勝利がつかず(コールドなどをのぞく)、それよりも早く降板した場合は「勝利をもたらすのに最も効果的な投球を行ったと記録員が判断した1人の救援投手に、勝投手の記録を与える」と、公認野球規則(9・17のb)に記されている。

つまり、この日の試合がシーズン中の公式戦であった場合は、宮城に勝利投手が記録されていたとみられる。

だが同規則には「選手権試合でないオールスターゲームのような場合には、本条(b)は適用されない。このような試合の勝投手の記録は、勝チームが試合の最後までリードを保ったときには、そのリードを奪った当時投球していた投手(先発あるいは救援)に与える」(9・17のe)と明記されており、球数制限がある今大会もこの項目に準じて記録がつけられ、佐々木が勝利投手となった〉

 WBCにはいろいろな発見、気づきがありますね⚾
 

今日の日中、駅前にある24時間営業のスーパーに入ったら、WBC応援キャンペーン(?)をやっていました。ただ、買い物をしてWBCに直結するなにかが手に入るというわけではなく、張り紙だけだったようです。こういうことをするのに許可はいるんでしょうか。