これで3日連続となるMLBネタです。またデータ&記録好きにとって、書きたくなることがあったもので。
現地時間6月13日(日本時間6月14日)、メジャー最低勝率にあえいでいたアスレチックス(A's)が本拠地オークランドコロシアムでメジャー最高勝率のレイスと対戦、2-1で競り勝って7連勝。今季19勝50敗の勝率.275とし、ロイヤルズがレッズに4-5で敗れて18勝49敗の勝率.269となったため、メジャー最低勝率から脱出しました。
この試合、アスレチックス・藤浪晋太郎が2度目の〝オープナー〟で先発登板。1回を無失点に抑えています。
1番 ディアズ 一塁ゴロ
2番 フランコ 空三振
3番 ラミレス 遊安打
4番 アロザレーナ 左飛
最高速度はフランコを空振り三振に仕留めたときの100.8マイル(時速約162キロ)。ワタシも動画でチェックしました。直球がズドーンとキャッチャーミットに収まり、藤浪も躍動感にあふれていました。まさに惚れ惚れするピッチング。やはり、素材は一級品なんですよね。
藤浪は4月の防御率が13.00、5月も同10.50と苦しんだものの、6月は5試合に登板して防御率3.60。最近4試合は無失点と、徐々に安定感を増してきました。今季通算では、22試合に登板して3勝6敗2ホールド、35回を投げて35奪三振、防御率10.80としています。
2日前、ワタシは藤浪が〝30イニング以上投げた投手で防御率ワースト記録をつくるかも〟と書きました。それはそれで藤浪らしいのでアリ、と思っていました。しかし、今日の自信に満ちたピッチングを見ると、ワースト記録達成の可能性はどうやら回避されそうな気配。今後、アスレチックスがどこまで連勝を伸ばすか注目するとともに、藤浪が何かドデカい事をやってくれることを期待して、今夜は寝ます。おやすみなさい。