連日、ドキドキしながらパソコンを立ち上げています。今回も紆余曲折の末になんとかネットにつながりました。急ぎ目でいきます。
今日(日本時間7月5日)はエンゼルス・大谷翔平の誕生日でした。1994年生まれなので今年で29歳。ただ、日本時間7月5日はアメリカ現地時間7月4日なので、大谷本人にとって、厳密には明日となります。
大谷は28歳最後の日、カリフォルニア州サンディエゴのペトコパークで行われたパドレス戦に「3番・投手権指名打者」で先発出場。5回0/3、右手中指のマメをつぶし、2者連続本塁打を含む被安打7、奪三振5、与四球4、失点・自責点ともに5で降板、4敗目(7勝)を喫しました。打者・大谷は第1打席から空振り三振、左飛、一塁ゴロで3打数無安打。第4打席は代打を送られました。
情報によると大谷は、オールスターゲームでは投手で出場しないことを明言したようです。正解でしょう。少しでも肩を休めてほしいと思います。
エンゼルスは5-8で敗れ、最近7試合で1勝6敗となかなか勝てません。さらに、前日に左有鈎骨の骨折が判明したマイク・トラウトに続き、今日の試合ではアンソニー・レンドンが自打球を受けて交代するなど、主力選手の離脱が相次いでいます。いや~エンゼルス、正念場ですね。なんとかいい方向に向かってくれることを祈るのみです。
さて。今回のメインはアスレチックス・藤浪晋太郎です。藤浪は現地時間7月4日(日本時間7月5日)、ミシガン州デトロイトのコメリカパークで行われたタイガース戦に両チーム無得点で迎えた9回裏、3番手で登板。胸のすくピッチングを見せました。
藤浪の投球内容です。マイル/時速表記で球速も載せました(マイルはMLB公式サイトからの引用)。
5番 ジェイク・ロジャーズ(右打ち)
① 見逃しストライク 99.5マイル/160.1キロ
② 空振りストライク 98.8マイル/159.0キロ
③ ボール 101.6マイル/163.5キロ
④ 空振りストライク 99.7マイル/160.5キロ
6番代打 ザック・マッキンストリー(左打ち)
① ファウル 101.2マイル/162.9キロ
② ボール 94.6マイル/152.2キロ
③ ボール 96.1マイル/154.7キロ
④ ファウル 100.6マイル/161.9キロ
⑤ 空振りストライク 102マイル/164.2キロ
7番 ミゲル・カブレラ(右打ち)
① 空振りストライク 101.3マイル/163.0キロ
② 空振りストライク 100.7マイル/162.1キロ
③ 空振りストライク 102.1マイル/164.3キロ
1回を投げ無安打、3者連続空振り三振で無失点。12球のうち実に9球が時速160キロ超えで、動画でチェックしたワタシはワクワクしっぱなしでした。まずは5番J.ロジャーズをカウント1ー2から空振り三振。続く代打の6番Z.マッキンストリーはカウント2ー2から102マイル(時速約164.2キロ)で空振り三振、最後は2012年三冠王のM.カブレラをこの日最速の102.1マイル(同164.3キロ)で空振り三振に仕留めました。
アスレチックスは延長10回表、タイブレイクから1点を勝ち越し。その裏をトレバー・メイが締めて、藤浪に5勝目(7敗)がつきました。6月は10試合に登板して1勝2敗、防御率3.97、7月はここまで2試合に登板して2勝0敗、まだ無失点。初登板時、30.86だった藤浪の防御率は、9.35まで下がっています。やはり、以前も書きましたが素材は一級品。今後も地道に結果を残していけば、来季の契約を勝ち取ることができるでしょう。藤浪が躍動する姿を何度でも見たいですね。